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読むたびに気づかされる事があります。
内容は11章からなっています。
第1章 山登りの喜びと楽しさ
第2章 計画と準備のポイント
第3章 基本的な用具の選び方
第4章 食料と栄養を考える
第5章 中高年登山の体力づくり
第6章 登山開始前の準備運動
第7章 歩き方のテクニック
第8章 クサリ場と岩場の通過
第9章 知っていたい基礎知識
第10章 山小屋とテントの生活
第11章 事故とトラブル対処法
特に「第7章 歩き方のテクニック」では山での歩き方が詳細に述べられています。いまいち歩き方が分からない、安定しないという方は読んだほうがよいと思います。
ストックに言及されていて「体の軸を作って歩く歩行姿勢の可能な登山上級者が、使用する用具と思っています。」と書かれています。バランス保持のみに使い、ストックに寄りかかっての使用は危険との事。ストック使用で山から転げ落ちた事のある自分には耳の痛いお言葉です。
また、「初心者は登りで体力の限界を知り、下りで技術のないことを知らされる」とあります。
第5章の体力づくりはスパルタ気味です。体力が無いと山では事故が起きますよと伝えたいのかも。
疑問なのが第6章の準備運動にヒンズースクワットを700回〜800回の記述。普通じゃこんなに出来ないよ。70回〜80回の間違え?
ヒンズースクワットは間違ったやり方で体を痛めやすいのでハーフスクワットとランジを10回3セットやるくらいでいいんじゃないかなあ。
絶版のようですが、Amazon等で中古品が販売されています。
試しに読んでみたい方は図書館で。埼玉県内では図書館等に22書蔵書されています。
同じ著者で雪山向けの本もあります。
saitama-nの日記:図書館登山
http://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-93550
saitama-nの日記:転げ落ちる(トレッキングポールの危険性)
http://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-96720
Amazonリンク先
中高年登山なんでも百科 (福島正明/東京新聞出版局)
http://www.amazon.co.jp/dp/4808306077
中高年の雪山入門 (福島正明/東京新聞出版局)
http://www.amazon.co.jp/dp/480830743X
その本は、プロレスラー向けだと、思うのですが
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