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エレベーターが停止して階段で避難をする人々。我先にと相当なパニック状態かと思いきやパニックは起きなかったそうです。恐ろしくてたまらない人がいたはずですが、他人の目が気になったのと、大勢いるから大丈夫との心理が働いたのかと思います。
何でこんな話をするかというと、八ケ岳で滑落したというニュースを見たからです。7人でアンザイレンしており、トップが滑落して皆が巻き込まれたそうです。
トップが滑落するとは思わなかった(技術があるから)、確保しないといけないと思わなかった(もしくは確保するような手がかりが無かった)、いちいち確保をすると時間がかかるのでアンザイレンすればどうにかなると考えた?
事後には何とでも言えますが、死者が出てしまったのを考えればアンザイレンは機能していなかったと言えます(もしくはアンザイレンに意味は無い)。
で、題名の心理学の本を・・・です。自分は〇〇アルプスとか雪山に行った事は無いし、アンザイレンをしたこともありません。でも、メンバーの中にはアンザイレンしているし7人いるから大丈夫という気持ちが働いていたのではと推測できます。アンザイレンが意味をなさない無理をせざるを得ない技術的に難しい場所だったのかもしれませんが。
自分は「生と死の分岐点」と「生と死の分岐点(続)」を図書館で読んで、ロープクライミングの技術が必要な場所には行くまいと決心してしまう小心者です。あのショッキングな写真見たら無理だよぉおおお。
心理学の本のキーワード
集団心理(群集心理)
グループダイナミクス(集団力学)
認知バイアス
正常性バイアス
多数派同調バイアス
saitama-nの日記:図書館登山
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-93550
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