中空糸膜には親水化剤として界面活性剤が使われているそうです。無数に細かい穴が開いていたら表面張力が働いて浄水できなくなるハズだもんなあ。でも、気にしてもしょうがないと思います。界面活性剤よりも細菌・真菌・原虫のほうが怖いし。
面白いのが、携帯用浄水器の浄水試験をした報告書。濁りのある水のほうが細菌やウイルスなどが有機固形物を核として凝集する性質があって濾過膜に引っ掛かって浄化性能が上がるそうです。
どちらにしても、携帯浄水器はウイルス・農薬・重金属・臭気・染色等を全て取り除くものではないので水の汚染が少ないと思われる場所で使用したほうが良いですね。
※0.1ミクロンの孔を持つ中空糸膜を使用しているmizu-Q PLUSは「原水条件 水道水、若しくは魚の生息している水(淡水)」としています。
ダイアライザ【人工腎臓】|一般の皆さまへ|ニプロ株式会社
https://www.nipro.co.jp/general/dialyzer/#
大幸薬品 病原体:ウイルスと細菌と真菌(カビ)の違い
https://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/infection/dengerous_pathogen.html
東京都立衛生研究所研究年報 - 51-48.pdf(携帯用浄水器の浄水性能評価実験 PDF)
https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou51/51-48.pdf
saitama-nの日記:埼玉県の川浦谷渓谷(安谷川)へ携帯浄水器を試しに行く(mizu-Q PLUS)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-170068
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