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「家庭に於ける實際的看護の秘訣」(實地方面の養生手当と民間療法、女の衛生と子供の育て方)という本が「血の赤=生命」という事で赤く装丁してあるので赤本というそうです。著者は海軍看護科に所属し、衛生兵として看護学を修めて全国各地の病院に勤務した築田多吉(1872〜1958)。
本やネット等にある民間療法のネタ元のほとんどが赤本だとか。
赤本の内容は築田多吉の経験・実践による病気・怪我の治療方法と養生のやり方。
病気にならないようにする養生のやり方(冷水摩擦等)を学んだり、民間療法を学ぶのは昔の人の知恵を知る事ができて興味深いです。
青汁は誰が考案して広まったの?と思っていたのですが、赤本からの情報で日本中に広まったのね。
今の食事の栄養価は赤本が書かれた時よりも良いだろうから、体の不具合は食べすぎ(または、偏った食事による栄養失調)が多いかも。
早寝早起き・三食食べて腹八分目・適度な運動が良いのでしょうが、暴飲暴食と不摂生をついついしてしまうのが現代人の悲しい性。
「家庭に於ける實際的看護の秘訣」(實地方面の養生手当と民間療法、女の衛生と子供の育て方)は今でも定価:5,000円(税込み、送料別)で買えるようです。
(有)三樹園社 築田多吉商店
http://www.green.dti.ne.jp/takichi/index.html
Amazon:「赤本」の世界 民間療法のバイブル
https://www.amazon.co.jp/dp/4166602063
saitama-nの日記:体重を減らしたら腰痛が無くなった
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-168287
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