山の応急処置で何ができるか（jROかレスキュー保険か山岳保険に加入を）

不意の事故の応急処置用（自分と他人）に「圧迫止血と患部の固定ができる用意だけはしておく」というのが自分の結論です。

用意しているのは手ぬぐい（ガーゼの代用）、ポリ袋（ダクトテープを巻く前に巻く）、ダクトテープ、水500mlのペットボトル。
他にファーストエイド・キット（救急セット）を持ち歩いています。
テーピングテープ（キネシオテープ）は止血に役立ちそうにありません（血や水に濡れると剥がれる）。
患部の固定は梱包用のストレッチフィルム（家庭用のラップ）が良いらしいですけど、かさ張るので自分はダクトテープです（テーピングテープとキネシオテープも用意しています）。

こんな用意をしていても山では頭を岩にぶつけて血を流す方が多いのだろうなあ・・・。
服でも何でも頭にぐるぐる巻くしかないような。

一番多いのは転倒と滑落からの骨折と打撲でないかしら。
動けないようであれば痛む場所を固定して体を温めて救助を待つしかなさそうです。

あ、出来ればjRO(ジロー)日本山岳救助機構かレスキュー保険に加入しておいた方が良いです。
山岳保険もあるけど、過去の支払い実績を明示しているjROを個人的にはオススメします（入会金の2,200円が必要ですが、年間2,200円と分担金数百円の割にはバックカントリー等に対応しているので）。
保険等の目的は金銭リスクの分散（負担軽減）なので必ずしも加入しなくても良いのですけどね（「金ならあるんだよ！」という方は）。

saitama-nの日記：事故が起きたらどうするか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190938
saitama-nの日記：ファーストエイド・キット（救急セット）の中身　Ver.2.0
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-131936
saitama-nの日記：jRO(ジロー)日本山岳救助機構をちょっと深堀りする
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-219237
saitama-nの日記：山岳保険の選び方と知っておくべき知識
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-151731
saitama-nの日記：何処の山岳保険に加入しようか考えている方へ（ついでにココヘリ）
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-172453

コメント

としみず

RE: 山の応急処置で何ができるか（jROかレスキュー保険か山岳保険に加入を）
　saitama-nさん、こんにちは！

　油性ペンは役に立ちますよね！　なにかしたら日時のメモにも使えますし♪　ダクトテープは持ってなくて、靴ぱっくりなどもテーピングのキネテープで代用でいいか、と思っているんですが…(大して重さに差はないですね💦)　あとこの夏の猛暑で、熱中症＋RICE用に叩くと冷える冷却剤を追加しましたが、山の上はそろそろホッカイロに切り替える季節ですね(^_^)

saitama-n

油性ペンで「肉」と書かれた男（顔に書かれるとヒリヒリするんよね）
toshimizu7566様。
油性ペンは排気ダクト内で隠れている時にテロリストの名前を腕にメモしたり、寝ている人のまぶたに目を書いたり、オデコに「肉」と書いたりと色々使えます（※すべてダメな使用例です）。
油性ペン利用の元ネタは災害時医療のトリアージで傷病者に油性ペンでメモという何かの本です。

貼るカイロが便利で好きです。お腹に貼ると体全体が温まるらしいですけど、自分は腰に貼ります。秋・冬の小屋やツェルト生活が楽になります。