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過去に事故が発生してレスキューホイストでの救助方法が確立しました。
民間でレスキューをしないのは万が一の時の訴訟問題があるのかもしれません(以前よりも市民感覚が欧米化しているのと、民間のヘリコプター運営会社の責任が重くて裁判で勝てる見込みがないから?)。
民間でレスキューホイストの練度を上げる訓練をするのは費用と運営の面で難しいのでしょう。
また、山の開発(採掘やダムや鉄塔工事等)のヘリコプター利用頻度が落ちているのもあるでしょう。
ヘリコプターは消耗部品の多い金食い虫です。操縦士の育成にお金がかかるし、山のヘリコプター利用頻度が低いと操縦士が経験を積めません。
他にヘリコプターの維持費と燃料費と人件費と事故の際の補償金額が高額なのもあると思います。
ヘリコプターは回転翼による揚力で飛んでいるので、山の地形や気象条件で事故が起きやすいです(気圧差による揚力で上昇するので急激に気圧が落ちるとヘリコプターは揚力を得られず落ちる。他に濃霧だと事故がおきやすいです)。
山のヘリコプターはリスクが高い割にはリターンが少ないのでしょう。
山小屋のヘリコプター問題は上記によるものではないでしょうか。
ヘリコプター運営会社の経営問題を差し置いて登山者が「登山文化」で語るのは論点がズレている気がします。
※限られた情報を元にこの日記を書いているので見当違いの話をしているかもしれません。
ドクターヘリパイロット(元)奮闘記
https://bell214b1989.blog.fc2.com/
saitama-nの日記:ヘリコプターのダウンウォッシュ(台風並みの風)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-191061
saitama-nの日記:救助ヘリコプターの墜落事故(PDFで読めます)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166665
saitama-nの日記:穂高小屋番レスキュー日記(宮田八郎)を読む
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-191110
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