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男「ぼ、僕のザイルパートナーになってくれませんか!?」
女「ざいるぱーとなー?」
男「山の危険な場所で自分の命をザイルと共に託す相手さ。もちろん、キミも僕が全力で守る!」
女「山好きなアナタらしいプロポーズね。わかったわ。わたしからもよろしくね」
男「やったー!」
数年後
男「(ガチャ!)」(マズイ!扉の音が!!)
女「アンタ・・・、また山に行くの?」
男「いや、あれだよ。男は独りになって自分を見つめる時間が必要なんだよ」
女「プロポーズの時はわたしの事をザイルパートナーなんて言っていたけど、そのザイルを断ち切って山に行くのね」
男「・・・(だって、最初の頃は喜んで山についてきたけど、その後は不平不満が多いしペースが合わないんだもん)」
女「いいわよ。アナタが家にいると何をするにも呼びつけるから。いない方が楽でいいわ」
男「・・・(いない方が楽って・・・、俺をもてなす気持ちは一欠けらもないのかよ!)」
女「夕飯は勝手に食べてきて。遅かったら先に寝ているから」
男「あ、ハイ」
こうして男は「ザイルパートナー」を持ち出してカッコつけてプロポーズした手前、文句の一つも言えずに家を後にして山に向かうのであった。
※このお話はフィクションですが、実在の方の愚痴(妄想)を元にしているのは確かです。
にょほ。
Dave様のヤマレコ日記:結婚とはザイルパートナーになって険しい山を登ること
https://www.yamareco.com/modules/diary/40707-detail-57368
saitama-nの日記:彼女から「おかあさん」になったら扱いも変わるわな(負の登山スパイラル)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-246490
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