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https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-334199
こちらの続き。
スマホ全盛でヤマレコアプリなどのある時代に道迷いの話題も何だと思うけど、登山者の陥りやすい思考なので日記にします。
道迷いで違和感を感じた場所に到達するとまず思うのが「ここ何所?」です。
来る予定のない場所なのは確かです。
真の問題は「ここ何所?」ではありません。
「何所で誤った方向に足を進めたのだろう?」にならないといけないのだけど、現在地を知りたくなります。
現在地を知った後は道迷い前まで戻らず、何とかして正規のルート(自分の歩きたかった道)に復帰したくなります。
そうなると、後は自分の都合の良い解釈しかしなくなります。
地図を見て思い付きのルートが次から次と出てきます。
ショートカットだったり、トラバースを歩いたりで。
普段はそのような事をしないのに道迷い後はそれを良しとします(それがおかしいと思わない)。
「道迷い前まで戻る」が正解なのにね。
そのような事は過去の情報から分かってはいたものの、実際に道迷いすると自分に都合の良いルートがポンポン出てくるのよね・・・。
普段は登山道以外のトラバースなんか歩かないのに道迷いすると好手と受け取ってしまうのは何故なのか。
saitama-nの日記:浦山大日堂-酉谷山避難小屋ピストンの帰り道で道迷いして散々な目にあった話
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-223111
saitama-nの日記:丸太が転がるように転げ落ちておった(登り優先)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-332290
こちらで転がり落ちた方は二人組で事故の前に登山道から外れた場所を下っており、西穂山荘の支配人さんから登山道に復帰するように指導を受けていました。
岩稜帯の下りはこちらの方が下りやすいなんてやっていると登山道を外れやすいのかしら。
saitama-nの日記:その地点にいる事自体が間違い
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-325380
でも、これが出来ないのが人間なのよね〜(私だけか・・・)
「迷ったら、沢を下ってはいけない」もそうだね。
本当に迷うと、なぜか沢に引っ張られる
そうやって「遭難」の迷路に入り込んでいくんですよね。
「頭の中」と「現地」の違いの難しさですね
そして、自分の知らないネットの世界では、「戻るのが正解でしょ」「あれほど沢は下ったダメだって言ったのに」と叩かれるし、自分を振り返っても不思議に思うんですよね〜
なんで戻らなかったんだろ〜?って
てくてくてく様。
低山で「何でこんなに危険な登りがあるわけ?」で、登りきると、もっと楽に登れる別ルート(捲き道)が存在していたりします。
登山地図をよく見たり、こんなところ誰もが登るのは少しおかしいと思えば別ルートがあるはずと見当がつくのにね。
登山者は目の前に困難にどうにかして対処したくなります。
道迷い後も同じ。
とかいいつつ、自分は「もっと楽なルートがあるはず!」で緩やかな場所を登っていたら、登るのには厳しいどん詰まりになり時間と体力のロスをしました。
こういう事もあります。
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