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ハイドロコロイド絆創膏は傷口からの浸出液を吸水剤が適度に吸い込んでゲル状になります。
ゲル状物質が湿潤環境を作って患部を保護します。
人工的な瘡蓋(かさぶた)ですな。
普通の絆創膏は傷が常にガーゼにこすられている状態なのと保護と治りを助ける浸出液を全て吸い取って治りが遅くなります。
大きな瘡蓋(かさぶた)は乾燥して割れや皮膚の引き攣れが生じます。
山でハイドロコロイド絆創膏を使う時は広範囲に擦り傷をこさえていると思われるので大判サイズが良いと思います。
必要な大きさにカットして使う製品もあります(非防水)。
ハイドロコロイド絆創膏の湿潤療法を知ると、「良い事だらけじゃん!」になりますが、傷の具合と部位によっては乾燥させて瘡蓋(かさぶた)を作った方が手間がないのと治りが早いと思います(傷の治りの見栄えを気にしなければ)。
ハイドロコロイド絆創膏は傷口からの浸出液を吸水剤が適度に吸い込んでゲル状になるので水がバンバン入り込む環境は適しません。
防水タイプでも手洗い程度はOKと考えるのが良さげ。
原因不明の左の肩甲骨に出来た硬貨サイズの擦り傷にハイドロコロイド絆創膏(非防水)を貼り付けたら汗でブヨブヨになって剝がれたとです・・・。
ハイドロコロイド絆創膏と夏の汗は相性が悪いです。
山での怪我は応急処置がメインでとりあえずの治療になります。
下山後にきちんと処置するなり病院に行くのが良いと思います。
saitama-nの日記:ファーストエイド・キットは定期的な見直しを
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-337642
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