|
|
日の出前に北岳山荘を出発して間ノ岳へ向かいました。
家で「いまココ」で見守っていた家族によると、5時過ぎ頃にいったん軌跡が途絶えてしまったそうです。
ご存じの方も多いと思いますが「いまココ」はスマホが圏外だとつながらず、電波がつながる場所に入った時点で、その間の位置情報が一気に表示される仕様なのだそうです。
通常なら間ノ岳へピストンして北岳山荘へ戻ってきた時点で電波がつながり、それまでの軌跡が表示されるのでしょうが、その時は途絶えたままだったそう。
加えて、それまで私はだいたいお昼前後に山小屋に到着して、家族に"着いたよ"のLINEを送っていたのですが、この時は私からのLINEもありませんでした。
お察しの通り、その日私のスマホは充電が切れそうになっており、気づいた時には省エネモードに切り替わっていたのでした。
北岳山荘にいったん戻ったタイミングで途絶えたままだったのは、そのせいかもしれません。
持参したバッテリーも充電が尽きており、次の宿泊地である肩の小屋に到着した時には、家族にLINEを送ることができませんでした。
肩の小屋でスマホとバッテリー両方を充電させてもらい、まあ明日は来た道を降りるだけだし、と呑気にのんびりと過ごしていました。
軌跡が途絶え、私からの連絡もなく、心配した家族はヤマレコに問い合わせをしました。
ヤマレコの方からは、スマホが圏外だと軌跡が更新されないこと、スマホの電源が切れている可能性などを説明していただいたようです。
さらに時間をおいてヤマレコから電話がきて「計画書ではもう山小屋に到着している時刻のようですから、ご心配でしょうし、山小屋に問い合わせてみては」と言っていただいたそう。
果たして、家族が肩の小屋に問い合わせると「すでに到着している」とのことで。
屋外で仙丈ヶ岳を眺めながらボーッと過ごしていた私は、午後もだいぶまわってから、充電の終わったスマホを受け取って初めて、家族からのLINEや着電の履歴に気づき、顛末を知ったのでした。
肩の小屋へはお礼を言って下山しましたが、その後ヤマレコに報告とお礼は特にしていませんでしたので、この場を借りてお礼を述べさせていただこうと思います。
大変ご丁寧に対応くださり、ありがとうございました。
モバイルバッテリーは今回、3台も持参したのですが、そのうち一番新しい物が、充電できていなかったのが大失態でした。(一番重たかったのに…。)あとの2つは古いせいか、思ったより容量が少なくなっていました。
モバイルバッテリーは大事。事前にしっかりチェックするよう気をつけたいと思います。
はたと気づきましたが、モバイルバッテリーの劣化ってどうやったら気づくかなと。
大体300回ぐらいの充電放電で寿命とかを取説で見た気がします。それと熱による劣化等もあるかなと。そうなるとうちのバッテリーも似たようなものかも知れません。
スマホ電池が大容量になっている現在、10000ミリアンペアぐらいが重さ的にいいのかな?
色々考える点が見えてきました。
まずは体験談、ありがとうございました。
トホホな体験談ですがご参考になったのであれば幸いです。
本番前にバッテリーを使ってみるしかないかなと思ってます。
面倒くさがって持ってるバッテリー全部担いじゃえ作戦だったのですが、重たいわ、1個充電されてなかったわで、トホホでございました。
ちゃんと使ってみて、作戦を立てる(山小屋で充電させてもらうとか)べきだったと思ってます…。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する