山行の帰りに聞きたいこの1曲パート3

2009年02月04日 01:51音楽全体に公開

クラシックはあまり知らないので、オムニバス物を聴いて
気に入った曲をアルバムで買いなおそうと思い、選んでいる中で見つけた一つです。
自分で編集した癒し系サントラ＆クラシックＣＤＲの１曲目に入れています。

この曲がスピーカーから流れてくると、すぐにとある映画のワンシーンが蘇ってきました。
ある男の物語です。表社会でも、裏社会でも大きな成功を収めるが、
それゆえに敵も多く、それゆえに自分が一番大切に守り続けてきた最愛の娘を失ってしまう。
初め何故この悲劇的なラストシーンにこんなに美しい曲が、と思っていると場面は変わる。
過去にその男が最愛の娘とパーティーでダンスしている場面、
次に一人目の妻との結婚式でダンスをしている場面へ、
そして次には２番目の妻とパーティーでダンスしている場面へと変わる、
また場面が変わると、年老い人生の終焉に近づいたその男は、
一人田舎にある自宅の庭で椅子に座り、その蘇った記憶を最後に静かに椅子から崩れ落ちる。

さて、この映画は何でしょう？
今まで曲だけ聴いてわかった人は、知人の撮影関係者でも一人もいませんでした。
とても有名な作品です。でも大ヒントがあるか、、

http://www.youtube.com/watch?v=Xvdig4N0bpk

18. 歌劇≪カヴァレリア・ルスティカーナ≫全曲第1幕間奏曲

答えはフランシス・フォード・コッポラのゴッドファーザーⅢです。
久しぶりに端折りながら見ると、年をとれば取るほど脚本の深さなどが
新たに解り、何度でも見ることのできる名作の一つです。
ピエトロ・マスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナも名作と評判のオペラなので機会があれば見たいと思ってます。

2009-01-18 山行の帰りに聞きたいこの1曲パ

2009-02-18 「寒流帯月、澄如鏡」　新免武蔵

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