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脳腫瘍を患った少年ダギー。医者は両親に彼の余命はあと3ヶ月と告げた。
(本文中)ある日そのダギー少年から手紙が来ました。たった二行の手紙でした。
「大好きなロス先生、あとひとつ聞きたいことがあります。
生きるって何?死ぬってどういうこと?それから、どうして
小さな子どもが死ななくちゃいけないの?ダギーより」
博士は娘の28色のフェルトペンを使い、イラストも描いて手紙の返事を送った。
ダギーはとても大事にし、誇りに思い、ついには病気の子どもたちみんなに見て欲しいと、
博士に「印刷して送ってくれない?」と頼むことにる。
そして後に多くの病床の子どもたちの手に届くことになった。
(本文中)知性と直感の区別をつけることです。あなたが考え込むときは、知性がはたらいています。
あなあたが正しいと感じたことをするときは、直感がはたらいています。
直感は、あっという間に、まとまった意味もなくやってきて、非理論的ですが、
すばらしくいい気分がします。
ところが人は直感にしたがうと、いつも困難な道を行くことになります。
そんなときのために、私はシャンティ・ニラヤにお気に入りの一節をもっています。
「渓谷に、嵐を避けるための覆いをしてしまえば、渓谷の美しさを見ることはできない」。
私は何よりもこの言葉を信じています。
そうです。あなたが直感にしたがっていれば、あなたはやがてひとつの渓谷となります。
ただあなたは耐え抜かなくてはなりません。でも耐え抜いたとき、それは本当にすばらしい。
※シャンティ・ニラヤとはカリフォルニアにある博士の設立した
末期患者のためのワークショップ施設の名称
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