ひな祭りで三十三間堂、文博で”わが映画人生松田定次監督”、ギャラリートーク有賀茜さんの”原派、ここに在り”

今日はひな祭り、恒例の行事春桃会で毎年三十三間堂へ（写真1）
湛慶の手になる千手観音坐像を中央に、南北約百二十メートルに及ぶ伽藍内に、等身大の木造千手観音立像が立ち並ぶ光景は圧巻。二十八部衆立像、風神・雷神像が千手観音に従っている。従来寂聴さんが行っていた青空説法、今日は露の団姫さんの落語。聞きたかったけれど文博へ。寂聴さんのピンチヒッターで一度三十三間堂で聞いたことがある。
昨日に続いて今日も「わが映画人生」特別上映会、今日は松田定次監督（写真2）
同じ監督でも随分考え方が違う。黒澤明監督は自分が好きでやる映画のためには会社の顔色を窺ってはいけないと・・・。松田定次監督はお客さんが金を出して映画を見に来てくれるから期待を裏切ったらいけないと・・・。どちらが正しいのか。どちらも正しいと思うが(-_-;)
”原派、ここに在り”の有賀茜氏ギャラリートークはとても良かった♫
昨日も今日も前もって絵画を鑑賞していたのですごくよく分かった。解説も素晴らしい。もっともっとしゃべりたかったみたい。場慣れして動きも良く解説に熱意がこもっていた。先日京都新聞の”京の史新”2/24の記事（有賀茜執筆）で前もってお勉強をしていたのでさらによくわかった（写真3）。原派と大徳寺の関係、地下官人という言葉もはじめて知った。酬恩庵の涅槃図は13日まで、見られて良かった。3/18にもギャラリートークがある。追っかけみたいだけれどまた行きたい。その前にもう一度絵画を見ておきたい。

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