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夏越祓、
京都では水無月を食べます
夏越祓
6月下旬には京都の多くの神社で「夏越祭」が執り行われる。
この行事は「大祓」の行事のひとつであり、正月から半年の間に私たち人間の身体や心、さらには衣服や家屋などに溜まった罪やケガレを祓うことを目的として行われる。
そもそも「大祓」とは、師走と6月の末に行われる除災を意図した年中行事で、師走の大祓を年越しの祓、6月の大祓を夏越祓と呼ぶ。
大祓は、8世紀初頭に編纂された大宝律令によって宮中の正式な行事と定められた。6月晦日には宮中で貴族たちが「大祓祝詞」を読み、人々が犯した罪やケガレを祓ったといわれている。
毎日、洗濯や入浴をするような習慣がなかった古代において、雑菌が繁殖しやすい夏を前に、衣服を新調して心身を清らかにすることで、疫病を予防するという現実的な意味もあったものと考えられる。
このような大祓の行事がやがて庶民にも広まってゆき、近代以降には多くの神社で夏越祭として行われるようになった。
夏越祓では、多くの神社で「茅の輪くぐり」が行われる。
これは茅で作られた大きな輪の中を、左まわり、右まわり、左まわりと8の字に3回くぐってケガレを祓うものである。
その際、夏越祓の和歌「水無月の夏越の祓する人は千年の命延ぶといふなり」などと唱えながらくぐるところもある。また茅の輪を腰に付けていることで災厄から免れられるとする信仰もあり、夏越祓には茅の輪が付きものである。
その背景には、茅には神秘的な呪力が宿るとする伝承があり、祇園祭の山鉾でも販売されている粽にも結び付いていったものと思われる。
また、神社では紙で作った「人形」に名や年齢を書き、これで身体を撫でて自らのケガレを移し、祓う行事が行われる。
これは禊ぎの行事が形式化したものと考えられる。
この日、京都を中心に関西で、厄祓い、疫病除けに和菓子「水無月」(→339頁)を食べる習慣がある。
(京都検定テキスト)
暑い!
神社の行事には参加できませんでしたが
お菓子、水無月で
今年の半分を反省、
後半の6ヶ月を乗り切りたいものです
(写真1)
◆水無月◆
6月30日、各神社で行われる疫病除けの夏越祓(→299頁)にちなみ食べる菓子。
葛や外郎などの上に小豆をあしらい、三角に切ったもの。
三角の形状は氷室の氷、小豆は悪魔払いを表わしている。
水無月は6月の別名でもある
(京都検定テキスト)
衝動買い
上賀茂のトマトを食べたくなって奮発しました
お値段はふつうのトマトの2倍弱
美味しいかなぁ♫
ただいま冷やしています(笑)
(写真2)
ついでにこのお店でないと買えないビールを買いました
(写真3)
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