山頂や展望ポイントで山座同定について話している声が聞こえると、すかさず参加させてもらいます(笑)。
あまり混んでない場所であれば、自分から話しかけてしまうこともしょっちゅうです。
この前、ちょっと意外なところで山談義する機会があったので、日記にしてみることにしました。
12/4の生瀬富士山行( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3808086.html )の後、車で山梨へ移動。
お気に入りの温泉「みたまの湯」でゆっくりした後、翌日の山行に備え、夜叉神峠登山口から車で30分ほどのところにある「道の駅しらね」で車中泊することにしました。
車が疎らな駐車場の奥に車を停めて、しばらくアイドリングしながら(寒いので・・・)レコの下書きをしていました。
すると、トイレから出てきた年配の男性がこちらに向かって歩いてきて、自分の車の後ろでピタリと止まりました。
(あっ、アイドリングがうるさいって怒られるのかも・・・。)と思い、急いで車を出て謝ろうと思ったら、その男性から「凄い数のステッカーだな〜。」と話しかけられました。
どうやら、男性は別に自分を注意しに来たわけではなく、トイレから出たらたまたま自分の車のバックドアが目に入り、貼ってあるたくさんのステッカーを見に来ただけだったのでした。
男性に挨拶すると、バックドアに貼られたステッカーから自分が山に登りに来たと察知したらしく、「明日は櫛形山に登るの?」と聞かれました。
「いえ、鳳凰三山に登ろうと思ってます。」と答えると、そこから山談義がスタートしました(笑)。
男性は現在74歳、昔は色々な山によく登っていたらしく、話はとても盛り上がりました。
今は相模原にお住まいとのことですが、何故か自分の地元千葉についても詳しく、伊予ヶ岳や富山にも登ったことがあるとのこと。
千葉の最高峰が愛宕山で、それが自衛隊の敷地内にあって登山申請しないと登れないこともご存知でした。
自分も嬉しくなってしまって、かれこれ30分以上は話し込んでしまいました。
男性の車は、自分の車の近くに停められていた軽ワゴンだったのですが、話の流れで車内を見せてもらうと、自作のベッドや棚など車中泊が快適にできるよう、バリバリにカスタマイズされていました。
そして男性は、車から今日道の駅で買ったという袋いっぱいのミカンを取り出して、「好きなだけ持っていきなよ。」と言います。
そうは言われても、そんなにたくさんもらうわけにもいかないと思ったので、3つだけもらいました。
その後、挨拶してそれぞれの車に戻り、山談義はそこでお開きとなりました。
山で会った人と山談義することはよくありますが、まさか道の駅で話しかけられた人と山談義することになろうとは思いませんでした。
ですが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する