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朝日谷二号墳は、駐車場のある松山総合公園の斜面から平成元年に発見され、発掘調査された。出土品から見て大和王権と密接な関係があったと考えられる。
次に下難波腰折遺跡の出土品を見る。松山市北方２０�劼里箸海蹐粒い里修个了海涼罎砲△覦篝廚如■供檻契さ�の好機古墳。注目すべきは勾玉平玉の材質で、ヒスイ、碧玉、琥珀などこの地方ではあまり見られない希少な原料から作られており、おそらくこのお墓は海上交易を取り仕切る首長の墓と思われる。鉄製品も多く、中には鑿、鎌、鉄斧がくっついて出土したものもある。
また瀬戸風４号墳で見つかった人骨の残された木炭床のレプリカもみられた。使われた木炭の材料はクヌギやアベマキなどが使われ、７世紀後半のものらしい。博物館の学芸員の型にいくつか質問したりしたために、１０時過ぎになり、慌てて次の愛媛県生涯学習センターに併設された人物博物館に向かう。３０分ほど走り、駐車場から階段を上り、人物博物館のある建物に入る。
人物博物館では愛媛県が平成時代に発掘した遺跡の主要な出土品を展示している。この展示では、久米官衙などの古墳―古代遺跡や能島城址など、能島村上氏の水軍関連の遺跡や湯築城址など中世の遺跡、また松山城址、今治城址など近世の城郭遺跡などの発掘による出土品や解説が並んでいた。縄文時代など古い時代の遺跡は少なく、住居址などまとまった集落遺跡がなかなか見つからないのが四国のこの地域の特徴の一つか？あまりゆっくり見る時間が無くなり、急いで撮影して１１時過ぎに最終目的地、愛媛県立歴史文化博物館に向かう。松山道をまっすぐ進み、今日の主題である高見�軌篝廚�見つかった中山スマートインターチェンジ付近を見るが、この時の発掘地点の丘陵は工事のため削平され、今は何もない。１２時２０分頃、博物館駐車場に到着し、管内に入って受付に高見遺跡出土品の場所を尋ねる。常設展示の最初のところにあるというので早速行ってみる。出土した
肱川流域で産する赤色珪質頁岩などが主要な石材で、台形様石器に持つかwれ禎太。石核にはサヌキトイドと呼ばれるサヌカイト(讃岐石)に似た中新世の火山岩を１９１９年、小藤文次郎が名付けたもの）などの石材が使われていることに注目している。
高見�軌篝廚蝋論郢拯�の中山川最上流地域にあり、付近には東峰遺跡群と呼ばれる旧石器遺跡群が確認され、高見�気話羯灰好沺璽肇ぅ鵐拭璽船Д鵐犬侶�設で２０１７年に発掘調査され、その重要性から日本旧石器学会のホームページにも日本の旧石器時代の代表的な遺跡の一つとして紹介されている。その紹介文は沖野氏が書いておられる。
高見�軌篝�(日本旧石器学会HPより：
１．位置 高見�軌篝廚蓮�愛媛県伊予市双海町の独立丘陵上に位置し、標高約300mを測る。また、県内最大の河川である肱川の支流となる中山川の最上流域にあたる。
２ 経緯
高見I遺跡の周辺は、以前より多数の旧石器遺物の分布が確認されており、高見I遺跡周辺を総称して、「東峰遺跡群」と呼称している。四国縦貫自動車道(仮称)中山スマートインターチェンジの建設に伴い、(公財)愛媛県埋蔵文化財センターが2017年に発掘調査をおこなった。
３ 遺跡の概要
基本層序は5層に区分される。遺物は第II層最下部から第III層中に含まれ、多くは第III層で確認された。第II層下部にはATブロックを多く含む。
多数の石器集中域が認められ、遺物は約5000点、礫群を伴う。接合資料も複数確認した。遺跡より約25km離れた箇所に産する赤色珪質岩を主要石材とし、副次的にチャートや珪質片岩、讃岐岩質安山岩などを利用している。
剥片剥離技術は交互並列剥離を基本とするが、一部縦長剥片剥離技術が認められる。特定の技術が特定のツールと強い関係性を持つことはない。
主要器種はナイフ形石器、台形（様）石器、彫器、掻器、礫石器(棒状礫)等であり、ナイフ形石器の形態はバリエーションに富み、総じて小型のものが多い（写真6）。国府型は伴わない。数点の角錐状石器と1点の剥片尖頭器が出土していることから、一部時期的な混在が想定される。
（沖野 実）（（公財）愛媛県埋蔵文化財センター）
１３時半から発掘調査・研究を担当する愛媛県埋蔵文化財センターの沖野実氏が講演、これまでのところ県内最古の石器群についてのお話を聞いた。サヌカイトの産地の近くでは旧石器時代、氷河期では大型動物が多く、狩猟の対象となっていた。製剤産地近くでは石材をぜいたくに使う石器製作がみられるが、高見遺跡などサヌカイト産地から離れた場所では、産地付近では捨てられるような石核も剥片もさらに再利用して小型のナイフ形や台形様石器として使っている。これらは、この地域が氷河時代でも小型動物が多く、沖野氏の見解では旧石器時代でも弓矢が使用されたのではないかと考えている。従来弓矢は縄文時代からといわれるが、石器の大きさや形状、狩猟対象の動物などから、弓矢の存在を想定できるとしている。旧石器時代から弓矢の存在を想定するのは近年の世界的な傾向だ。公演を終えて、沖野氏が高見�軌篝廚寮亟錣鯏玄┣鮴發掘■鎧�１５分過ぎに館を出て高松に向かって経最後のドライブ。松山道から高松道に入り、結局ノンストップで１８時前に高松に到着し、車を返却、予定より這やい電車(マリンライナー＋新幹線）で新大阪に出て、乗り継いで新今宮の宿に向かう。ところが、メールを見るとなんと予約した宿が予約サイトの都合でキャンセルされ、前代未聞の事態に――慌てて検索して何とか近場の宿を見つけて今度は安いうえに大浴場のあるビジネスホテル、今日は全託せず、残りのパンなどを食べてお風呂に入ってそのまま休んだ。
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