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写真�▲�ンロバイ
写真��ナンブトラノオ
遺跡巡りの旅の途中早池峰山を組み込む。釜石の宿を早朝四時半頃出発、三陸道から遠野方面に入り早池峰山を目指す。６時過ぎ小田越付近に駐車し、早池峰山に向かう。昨夜までの雨のため路面は濡れて滑りやすい。滑らないように慎重に木道を進み樹林帯の中を足早に進むとやがて大きな岩だらけの稜線に出る。早池峰山は３０年前に一度訪れている。今回はその記憶を呼び覚まそうと計画。左膝の怪我で今はかつてのような歩きはできないが歩けるところまで行くつもり。岩場の稜線に出ると風が強くなる。斜面もますます急になり手足を使ってよじ登らねばならない箇所もある。登るに従ってますます風は強まり耐風姿勢を取らねばならないときもある。これはこれは山頂までは無理だなとあっさり諦める。まだこれから回るべき遺跡や考古博物館があるので８時を過ぎたら引き返すことに決めた。幸いキンロバイなど多くのお目当ての高山植物をたくさん撮影し今回の目的はほぼ達成した。一つだけ心残りは強風とガスで山頂付近は全く見えないことだがこればかりは致し方ない。またの機会を待つしかない。８時を過ぎ左手の大岩の陰で強風をしのぎ、補給して下山にかかる。強風にもかかわらず、今日は山の日で多くの登山者がやってくる。岩場の下山途中、緑を基調にした見事なペアコスチュームの双子姉妹かと思われるカッコいい女性二人とすれ違う。急な岩場の斜面で怪我しないよう慎重に足を運びなんとか岩場の稜線を下りきり樹林帯に入って安堵する。しかし樹林帯の中の道も岩だらけなので慎重に下りきりついに小田越登山口に戻る。車に辿り着いてようやく小休止。次の目標の宮古市北上山地民俗資料館に向かう。はじめはスマホの中のネット回線が切れてオフライン状態となり少し焦る。レンタカー付属のナビで名前を入れてみたら「みやこしきた」まででナビが出た。
