オリンピックも早くも一週間になろうとしている。あれほどオリンピックが悪者にされていたのに始まって日本人がメダルを取り始めるとそうした声はかきけされていったようだ。
いろいろな競技で番狂わせが目立つ。オリンピック特有の緊張感からかテニスでも大坂なおみをはじめ第一シードのバーディら上位選手が軒並み敗退して残った選手の試合を見てもこれに勝てばメダルとなると平常心を保つのは容易でないらしい。
大坂なおみの出来は酷かったが、今日の女子シングルス準決勝のリバキナとベンチッチの試合も勝てばメダルとなると二人とも固さが目だった。リバキナは第一セット何度もセットポイントを掴みながらプレーが消極的になり結局セットを落とした。第二セットはなんとかリバキナが取ったが第三セットもせっかくブレイクしてリードしたがやはり消極的になり決めきれずに敗れた。リバキナは良いプレーヤーだがここいちばんで消極的になりこの弱い心を克服するのが課題だ。
バドミントンの女子ダブルスの永松ペアーも第三セットリードして勝ちが見えそうな最終盤で弱気になり勝ちきれなかった。このペアも良いところが多いにもかかわらず勝負どころでの強い心が必要だ。またバックハンド側の弱点を克服する必要がある。
伊藤美誠はミックスダブルスでは中国最強ペアを下して金メダルを獲得して世界を驚かせたがさすがにシングルス準決勝では孫にストレートで敗れてしまった。まだ映像は見ていないので良く分からないがやはりまだまだ中国選手は層も厚く強い。これまではメダルラッシュとも言えるかもしれないが後半はあまり望めそうもないかな？
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