春高バレーを見る。注目のひとつは女子の下北沢成徳だった。バレーボールの攻撃の基本であるオープン攻撃をひたすら貫く姿勢はこのチームの長年の特徴で、過去の黒後愛などでも印象的だった。高いトスを正確に上げ続けるセッターもかなりの体力を要するにと解説者。このやり方を貫くために基礎体力づくりを徹底して行うという。高校生をこのように鍛えて今後の選手生活の基礎を固めるやり方は称賛されて良いものと思う。事実格下のチームに対しては圧倒的な強さを発揮した。見ていて惚れ惚れするような勝ちっぷりだった。
しかし相手が二メートル近いドミニカ共和国からの留学生を要するに古川学園との対戦では途中までは互角以上に戦ったが、留学生が中央でなくブロード攻撃を多用したり、意表を突く前衛に落とすサーブを用いたりすると下北沢の勢いが止まり、第一セットではもう少しでセットを取れそうなところを逆転され、第二セットは気を取り直して踏ん張り大差で取ったものの、次のセットでは留学生がいきなりブロード攻撃を初めての差をつけられ、セットを連取されて万事休す。惜しくもやぶれ、高校総体と合わせて二冠は成らなかった。
日頃こうした事態に備える練習をしていればとやや残念にも思うが、おそらく指導者は信念を持って行っているのだろう。勝負だけにこわるのでなく基礎作りに徹しているのだろうか?後はこうした経験を経て選手自身が考えていくのだろうか?指導者らの生の声を聞けないのでわからないが選手たちには大きな経験になったことは疑い得ない。
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日記
1月8日土曜日 春高バレーの準決勝を見る。注目のひとつは女子の下北沢成徳だった。
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