昨年盛岡でラーゲリから愛をこめての映画をみてから、また映画を見たいという気持ちが甦った。今日は最初に奈良のTOHOシネマズ橿原で見損ねた鏡の孤独を見るつもりだったが時間がうまくあわず近江商人走るを見た。江戸時代の近江の金貸しで先物取引も扱う大善屋に引き取られた親を亡くした農家の倅が商人として逞しく成長する物語だか悪徳家老の陰謀により騙されて貸した千両を家老に操られる商人に踏み倒され、身売りの危機に際して堂島の米先物相場をいち早く入手してしのぎ、家老の仕掛けた罠も銀次郎を大善屋に紹介した薬売りー大名の情報屋の助けで悪徳家老を暴くというストーリーだが商人と悪徳武士という単純な勧善徴悪のストーリーには
やや失望。商人の多面的な姿を見たかった。実際、こうした悪徳武士と商人が北海道など各地でアイヌや農民漁民等から搾り取ることも行っていたからだ。先物取引の内情ももう少し描いてほしかったが、まあ仕方ないか？
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1月15日日曜日 映画GINJI近江商人走るを見て
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