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日記
会津三島町での講演会の前に只見川支流の大谷川で見つかった5500年前の埋れ木を見学。以前から釣り人らが知ってはいたがいつ頃のものかは分からなかったが、ある時川岸の砂を取ると巨大な木が埋もれていたことが判明、川に顔を出していたのはほんの一部であった。そこで近くの会社の社長が許可を得て冬場に川岸を痛めないように雪をクッションにして重機で埋れ木を掘り起こすと直径1.5メートルもあるケヤキの巨木が現れ、またこれだけでなくクリやカツラ、ブナなどの埋れ木が次々に掘り出された。町に連絡してマホロンのとなりにある加速器施設で年代を測定するとおよそ5500年前の年代が出て、さらに同位体を使った年輪年代法でかなり高精度で年代を特定、沼沢火山爆発との関連が詳細に調べられ、また関連すると思われる会津坂下の埋没林との関係も検討されたと言う。掘った時点では江戸時代くらいのものかと予想したらしいがとんでもなく古い時期のもので沼沢火山の影響の詳細や関連地域の縄文社会への影響や復興などの歴史を復元する大きなきっかけになるらしい。
８月16日(金)大谷川で発見された5500年前の埋れ木
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