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写真��多能遺跡復元住居
写真�Ｊ莪茲量擺淑茲噺紊蹐吠�形周溝墓（別調査区のものを移動復元）
八尾市の資料館、埋文センターの見学を終え、近鉄八尾駅にチャリを返却する途中、イタ飯屋が目につき、ランチ。実は当初予定していた飯屋が水曜が休みなので、これから向かう尼崎で探そうかと思ったが、とりあえず入ってみるとなんと休みのはずのイタ飯屋―何か必要があって特別に開けたようだ。こじんまりした店だが。少し高めの本格イタ飯屋のようで、とりあえずランチパスタを注文、サラダ、スープ、ガーリックトースト付きで1300円、予約を入れると飲み物もサービスらしい。
チャリを返却し、大阪に戻って阪急大阪梅田駅に移動、大阪はこの移動がなかなか慣れない。以前、阪急と阪神を間違えて戻ったりしたこともあった。園田駅に出て、ここでもシェアサイクル。ここは以前一度チャリで尼崎駅方面まで古墳などの遺跡巡りで走ったことがあった。駅からチャリポートまで少し遠いのが難点。田能遺跡は駅から3?先の猪名川のほとりにあり、工業用水園田配水場の建設工事中に大量の弥生土器が発見され、発掘調査に当たった研究者らが全国に呼び掛け、応援を受けて発掘調査を遂行し、また最終的に尼崎市がその一部を保全することを決定し、残された遺跡。保全された場所は、同遺跡の墓域で、地下3m下に遺跡が眠っているそうだ。表面には方形周溝墓や石棺墓などが復元され、また墓域外にあったかて穴住居や高床倉庫などを復元している。墓域の方形周溝墓、木棺墓などから様々な副葬品が出ているが、中には王墓と思われるような白銀の腕輪、管玉首飾りなどが出土、この集落を束ねたシャーマン＝女王の墓と推定された。
参考＝多能遺跡＝（尼崎市のｈHP)
指定 国指定史跡 種別 史跡
所在地 尼崎市田能6-5-1
所有者 尼崎市
指定日 昭和44年6月30日
田能遺跡は、弥生時代の全期間にわたる集落跡です。住居のほかそれまで不明であった近畿地方弥生時代の墓制を明らかにした木棺墓、土壙墓、壺・甕棺墓などの墓が発見されました。木棺墓の中には碧玉製管玉の首飾りや白銅製の腕輪を身につけた特別な扱いをうけていたと思われる人物の墓がありました。発掘された遺構は地下に保存された後、全面に土盛りし植栽を施し、屋外には住居や高床倉庫などを復元し、出土した資料は資料館で公開しています。また弥生時代の暮らしを体験する各種の体験学習会も開催されています。
同：多能遺跡出土品（尼崎市指定文化財）
田能遺跡は尼崎市の北東端、猪名川左岸に接する標高約6mの沖積平野にあります。昭和40年9月尼崎・西宮・伊丹三市共同の工業用水配水場の工事現場で大量の土器が発見されたことがきっかけとなり、その後1年間にわたり発掘調査が行われました。
調査の結果、遺跡は弥生時代全期間にわたる集落跡であり、東西110m、南北120mの範囲内に拡がり、住居跡・土坑・溝・柱穴のほか無数の小さな穴が発掘されました。さらに木棺墓・木蓋土坑墓・土坑墓・壷棺墓・甕棺墓などの墓が17基発見され、それまで不明であった弥生時代近畿地方の墓制を明らかにする手がかりを与えてくれました
17基の墓のうち、第16号墓では632個以上の碧玉製管玉が胸部付近から、第17号墓では左腕に白銅製の腕輪を身に着けた状態で発見され、丁寧に作られた墓に埋葬されていたことなどと併せこの2基の墓の被葬者が特別な扱いを受けていたことが分かります。
また弥生時代中期前半の土器片と一緒に不整形の穴の中から銅剣の鋳型が発見されました。それまで瀬戸内・九州など西方で使用されていた銅剣はその地域で製作されていたとされてきましたが、田能遺跡での銅剣鋳型の発見によって、銅剣の一部が近畿地方でも作られていたことが明らかになりました。
大量の土器や石器の他、銅鏃・ガラス玉・加工痕の残る碧玉原石・ヒスイの勾玉、木製品、植物製品、獣骨・貝殻などの自然遺物などたくさんの遺物が発見され弥生時代近畿地方を解明するにあたって学術上価値の高い遺跡として国の史跡に指定されました。
遺構の上に約3mの土盛りを行って遺跡を保護し、植栽を施した後、倉庫や住居を復元し、一隅には出土資料を収蔵・展示する田能資料館を建設しました。弥生時代をテーマにした各種の体験学習会を催すなど今日では沢山の見学者を迎えています。
参考：多能遺跡
