5月25日(土)友史会大垣市古墳見学ツアー

2024年05月25日 10:25史跡ウォーク全体に公開

橿原考古学研究所付属博物館友史会のツアーに参加した。新横浜６時のひかりで京都駅八条口に八時過ぎ集合になんとか間に合う。京都駅の待合せは久しぶりなので八条口がどこなのか忘れており、八条東に出てしまい、慌てて八条口を探し、やっとこさ見つけて間に合った。今日は岐阜県大垣市の昼飯大塚古墳周辺の弥生末から古墳時代なかけての特に古墳出現期の様相を中心に見学する予定。特に最初の象鼻山古墳群は、先週岐阜市立博物館で展示を見たばかりで興味深い。高速の工事で渋滞が予想されたがさほどのこともなく伊吹山過ぎて象鼻山古墳群に向かった。
　象鼻山古墳群は大垣市のお隣の養老町にあり揖斐川支流の牧田川左岸、南宮山の一支脈にあたる象鼻山（標高140ｍ）の山頂から山麓にかけて分布する70基の墳墓群の総称。弥生時代後期～末の方形や円形の周溝墓から古墳時代初頭の前方後方形の古墳～墳墓まで古墳出現期の様子をうかがう貴重な遺跡群のようだ。

参考＝養老町の歴史文化資源＝象鼻山古墳群（ぞうびさんこふんぐん）
■場所：岐阜県養老郡養老町橋爪
■時代：弥生時代から古墳時代
象鼻山古墳群は、南宮山の一支脈にあたる象鼻山（標高140ｍ）の山頂から山麓にかけて分布する70基の墳墓群の総称です。特殊な性格をもつ象鼻山３号墳（上円下方壇）のほかに、前方後方墳１基、方墳34基、円墳33基、不明１基から構成されています。これらの墳墓の築造時期は、十分に解明されていませんが、おおよそ２世紀中頃から７世紀初頭に及ぶと考えられています。

象鼻山３号墳（上円下方壇）
■場所：岐阜県養老郡養老町橋爪
■時代：弥生時代
象鼻山３号墳（上円下方壇）は、南北70ｍの方形壇の中心に、直径17ｍの円丘を配置した上円下方壇です。象鼻山山頂を平らに削り、南北を壕で区画しています。また、円丘は上半分が土、下半分が石で造られていました。どんな目的で造られたか解明されておらず、謎の多い遺跡です。象鼻山古墳群を造るとき、最初に造られたのがこの象鼻山３号墳（上円下方壇）ではなかったかと考えられています。

2024-05-20 五月18日（日）四天王寺から難

2024-05-25 5月25日(土)象鼻山古墳群

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