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まず、追平B遺跡の32000年前以前の長泉町最古の石器群からはじまり、旧石器末の野台遺跡の炉跡、れきぐんの写真や石器が展示され、縄文時代では、早期、前期、中期の遺跡が多く、後期、晩期の遺跡は少ないのだという。弥生時代の遺跡はさらに少ないらしいが、土器は並んでいた。東海系の台付き甕に似たものがある。
古墳時代では、上の段二号墳、下土狩西一号墳の出土品、須恵器、鉄剣、馬具、鉄鏃、帯金具など、豊富な副葬品があるようだ。この地域は後期の横穴式石室を持つ群集墳が多いようだ。弥生時代では、低地が少ないので人があまり住まなかった山麓の開発に乗り出し東海西部から開拓者が来たのかもしれない。
この後、土器などをスケッチして、同じ建物の入り口にある長泉ジオパークビジターセンターに立ち寄り、少しお話を伺う。沼津アルプスが衝突した南からの火山島の地質を示しているそうだ。
帰りは展示館前の下土狩駅の手前にあるシェアサイクル・ポートに返却しようとすると、すでに返却したことになっている。訳が分からないが、こうなると返却しようがないのでスマホホルダーを外して駅に入り、御殿場線で松田まで行き、小田急に乗り換えて帰宅した。
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