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日記
午後の講演は、広島大学博物館学芸員で、筑波大学で学び、主として関東、東日本の縄文時代の社会の研究で博士号を取得、五年くらい前から広大に来て、構内遺跡の発掘調査や博物館の仕事を続けている。逆にこれまでの帝釈峡遺跡群や庄原市の遺跡の調査には直接関わっていない。帝釈峡遺跡群の調査は1950年代など、古いものが大半で今後は、新たな現代的視点、手法で遺跡研究の見直し、年代測定や人骨などのDNA解析や同位体分析、土器圧痕調査などの科学的分析などの手法で遺跡研究の見直しが求められている。講師は縄文遺跡、文化の列島全体の見方を提示し、その中の帝釈峡遺跡群の意味、価値を再検討するよう示唆会場の遺跡振興に関わる住民からそうした新たな遺跡研究、活用への希望が強く出された。
９月7日(土)帝釈峡時悠館の講演会
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