何年振りかで映画を見る。「縄文」に関する映画はここ1−2年見ていたがそれ以外の映画は久しぶり。小屋番は山小屋の多い八ヶ岳の小屋にまつわる人々の姿を活写したドキュメンタリーで、私たちが日ごろお世話になっている小屋をめぐる知られざる物語を映し出したもので是非、足を運んでくださることをお勧めします。東京以外では、京都、大阪方面では上映スケジュールが出ており、6都市で上映とされています。
https://tbs-docs.com/2025/title/03.html
八ヶ岳には北八ツで15、南で15も山小屋があり、登山者にとってはありがたい存在です。その山小屋で働く人々がどのような動機で仕事を始めたのか、日々の山小屋経営で、一般利用者には見えない様々な苦労、遭難者対策訓練、登山道整備、警察との関係、荷揚げの苦労、ヘリ輸送に関すること、などなど山小屋の姿をよく知るチャンスだ。はじめは北八の根石岳山荘の話かと思ったが、様々な山小屋の状況のよくわかるドキュメンタリーで、一見の価値あり。
映画の概要
令和の日本とは思えないほど厳しく、不便な生活。
時に死にでくわす生活。だからこそ自由なのだ。
「自分にとって最後の逃げ場が山しかないなと思って…」ある小屋番の言葉だ。都会に疲れて山の仕事を選んだ。山小屋を営むもの、小屋番。このドキュメンタリーでは、「コヤガタケ」と呼ばれるほどに山小屋が多い八ヶ岳を、山岳写真家菊池哲男と巡る。コンビニもない、車もない、自然と向きあう小屋番の日常は「過酷」だ。それでもその「過酷」を選ぶ理由が山にあるという。丁寧に紡がれた美しい自然と人の姿と彼らの言葉は、忙しい現代社会に生きる私たちに優しく響く。
企画・プロデューサー:永山由紀子 撮影・音声・監督:深澤慎也 ©TBS
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日記
3月17日(月)TBSドキュメンタリー映画祭「小屋番 koyaban 八ヶ岳に生きる」を見る
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