私は、気象庁の最新天気図と予想天気図は当然のこととして、さらに以下の天気予報を参考にしています。皆さんはいかがですか？
1 ＳＣＷ（無料版）
長所：地域全体的な天気の流れの把握が可能。3時間毎の更新で信頼度が高い。
短所：私のような素人では雲の種類がわからない。雲に覆われていても高層雲ならば、見晴らしが良いはず、一方で、雲が薄くてもその雲が稜線上にかかっている場合はガスに巻かれる。そのあたりの見分けができない。
2 windy（windyで提供される3つ予報のうち、ECMWFを私は最も信頼している、無料版）
長所：雲や雨の種類がわかる。特に雲の種類や高さを把握できるのはgood。提供される３つの予報を利用できる。
短所：特にECMWFは更新頻度がほぼ12時間毎で、早朝出発の場合、更新時刻（5時頃）が計画に間に合わない。3つの予報で雲予報が異なる場合に判断に迷う
3 てんくら（110円の有料版）
長所：イメージしやすい。山頂の天気や見晴らしがわかる。素人向き
短所：信頼度が微妙
私は、しばらくProプランでしたが、結局直前のみ把握できればよいので、110円版にしました。
＜実際の利用法＞
1 前日まで
�〇笋両豺隋⊆�分の行きたい山を基本に、前日までに、気象庁天気図やＳＣＷで雲の流れを読み、「雲がない」もしくは「雲が薄い」地域を把握し、その中で気になっている山を2〜3つに絞ります。念のためにwindyとてんくらの「見晴らし予報」と「1時間毎天気」で再確認し、ガスに巻かれそうな山や見晴らしが期待できない山は、行きたくても却下し、登山計画を作成します。
�■咤達廚如△匹涼楼茲皹世吠い錣譴討い訃豺腓蓮�windyで雲の性質を把握し、自分の登りたい山の標高と雲の高さを参考に山域を絞るとともに、てんくらの「見晴らし予報」や「1時間毎天気」と合わせワザで予想して、山を2〜3つに絞って計画を立てます。
因みに、てんくらの「ＡＢＣ」は風のみ参考にしており、登る山の絞り込みには基本利用していません（ピーカンでも強風ならばＣとなるし、ガスに巻かれても風雨が弱ければＡとなる）。
2 当日の朝
私の場合は、通常、日帰り登山、かつ、早朝出発なので、最新のＳＣＷ（午前2時23分頃更新）とてんくらの「見晴らし予想」と「1時間毎天気」で行く山を絞って出発。
なお、天気は登山にとって最も重要な情報だと思うので、あたるのであれば有料版でも安いくらいだと個人的には思ってます。天気予報は、数時間単位でどんどん変わるので更新頻度が命ですが、だいたいお天気的には、予想どおりの山行ができていると思っています。昔に比べ、本当に便利になったと思います。
ただ、こういうやり方をしていると「登りたい山」のままお蔵入りする山もでてきます。私にとっては、歩きたくてたまらない奥会津の山々は、ほぼ手つかずの山域になってしまっています。
※ただ、どこへ登るにせよ、実際に登るルートの登山計画をきちんと出すことが重要です。お天気で行く直前に山換えをしたにもかかわらず、登山計画が従前のままだと遭難した場合は、まず助かりません。
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