肉離れになっても、特に軽症の場合は、発症後の処置が適切であった場合、数日後以降は歩いたり、ストレッチしても何ら痛みはない状態となる。そのため「治った」とつい錯覚してしまう。なので、ついついランニングを再開できそうな気はするが、走るとすぐに再発してしまうので、しばらくはじっと我慢しなければならない。
もともとランニングを行っていて、コロナ禍以降、次々と大会が中止となり山に登り始めた、という方は多いと思う。私の場合も、そのパターンである
今年に入って、少しずつコロナ禍の出口が見えてきて、ランニングの大会も開催の兆しが見えてきた。仙台でも2年連続で中止となった都市型マラソンの典型である仙台国際ハーフマラソンが5月8日に開催される見通しだ。
このような状況で、ランニングを再開した皆さんも多いと思う。私も今年1月から少しずつランニングを再開し、6月のハーフの大会へエントリーして、少しずつ負荷を上げていった。
しかし、やはり走り慣れていないのか、身体が虚弱なのか、4月15日に左脚脹ら脛に肉離れを発症してしまった。血腫やストレッチ痛などはないので、軽度とは思われるが、この肉離れは、歩いたり登山するくらいでは痛みがないだけに「走っても大丈夫」と思ってしまいそうだが、じっと走るのを我慢している。
実は、私は、2018年にも4月に同じく脹ら脛の肉離れを初めて発症した。経験がなかっただけに痛みがなくなると、油断して走り出し、再発を繰り返して、完治まで約半年かかるハメになったのである。
具体的には、2018年4月5日に肉離れ発症、4月末のハーフ大会で13km付近で再発するも無理矢理完走、その後5月の仙台ハーフで再発し13km付近で途中棄権、懲りずに6月のハーフ大会に出走し10km付近で発症し無理矢理完走。そこでようやく鍼灸院等に通うなどして休養を優先した。9月からジョギングを再開し、10月の山形まるごとマラソン(ハーフ)と水戸黄門漫遊マラソン(フル)をいずれも自己ベストで完走してようやく肉離れの完治を確認したのである。
このように、肉離れは、痛みがないからといって走り出すと、再発の憂き目に遭うので、今は、走るのをじっと我慢しているところだ。記録にかかわらず、走ること自体が楽しいので、走ることができないのは本当にツライところであるが、仕方がない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する