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先日、岩手県の和賀山塊を歩くに際して、予定ルート上にスズメバチの巣があるとの情報に接しました。秋頃は、スズメバチの活動が1年でもっとも活発かつ凶暴になる時期と言われます。
子どものころ埼玉県に住んでましたが、近くの雑木林で、クヌギなどの木の樹液部でカブトムシやクワガタを採っていました。そんな中、スズメバチもカブトムシと一緒に樹液吸ったり、その辺を飛び回っていました。
スズメバチが危険であることはわかっていましたが、なぜか全然怖くなかったんですよね。また、虫取りにいった友達が、スズメバチに刺されたという話も聞いたことはありませんでした。今思うと、随分大胆に行動してたんだな~て思います。ただ、巣の近くでなく、クワガタの時期は7~8月の暑い時期だったので、スズメバチもそれほど凶暴でなかったのかもしれません。
そのうち、付近の雑木林は住宅地に変貌し、私にとって何十年間にもわたって、自然は遠い存在となりました。今は、子どもにとって「雑木林って何?」って世界なのかもしれません。子どものころ、あんなに平気だったスズメバチも、今や私にとっては、出遭う前から怖い存在です。情報に接していれば、登山するルートを変えたくなるくらいです。
先日私は、予定ルートのスズメバチ情報に接しましたが、そのルートを歩く欲求が強すぎて、ルート変更せずに望みました。
そんな中、自分が行ったスズメバチ対策は、
① ヤマレコ計画で、出没する場所の手前に「スポット」追加し、音声案内をON(予定通り、ヤマレコが「間もなくスズメバチです」と案内してくれました)
② 黒系の衣服を着ずに黄色や白系のシャツを着用する(帽子も薄い白系を被る)
③ ハッカ系や木酢液系の忌避剤を準備し、スズメバチスポットが近くなったら身体中に吹付けておく
④ スズメバチの巣がある登山道を回避し、その前後は藪漕ぎして回避する(スズメバチの警戒範囲を考えれば、数メートル離れた所で気休めにしかならないかもしれない)。
⑤ すぐに撤退できる場所かを確認しておく(出没情報は登山口から歩いて30分程度の所でしたので、万が一の場合は登山を中止して救急病院へ行く)
⑥ 万一の場合に、ペットボトルに入れた水(洗浄用)及びポイズンリムーバーを持参する
⑦ 遭遇回数を減らすため、ピストンは可能な限り避ける。
ちなみに、上記②③⑥は、スズメバチの情報に関係なく、常に行っていることです。
案の定、スズメバチスポットの箇所では、木の穴から次々にスズメバチが出入りしているのを確認しました。ハッカ臭をさせて、藪に突入して、ハチに気づかれないように注意深く通過しました。そして、ピストンを周回としました。
結果論ではありますが、なんとかスズメバチから威嚇されることもなく、無事、通過することができました。なかなかスリリングでした。
※写真は日記と関係ありません
おはようございます。
確かに子どもの頃は意識してませんでしたが、カブトムシがいるところにはスズメバチもセットでいるような気がします。
スズメバチではありませんが、少し前に蜂に刺されました。ベースレイヤは意識して黒は着ていなかったのですが、グローブの指の付け根、髪の毛以外で唯一黒い所でした。縁起が悪いのでグローブは捨てました。
スズメバチでなかったのは、不幸中の幸いでしたね。グローブの付け根とはなかなかな盲点かもしれませんね。黒系を避けるのは身体の細部まで徹底しないといけませんね。
子どものころは、知らない間に共存するのを覚えるのかもしれません。
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