クライミングを続けてきて、ずっと肩に違和感はあった。
それが両肩だったので、そこまで気にもしなかったのだけれども、
1月のラブカンテにやられた僕の右肩はずっと調子が悪い。
調子が悪いのにクライミング自体の調子は良いもんだから面白くなって登りまくっていたら、悪化していたらしく、右肩が上がらなくなった。
二十代にして四十肩になった。
腱板をやっちまったか?とだましだまし近くの接骨院に見てもらったりしていたのだけれども、痛みが無くなると忘れてしまうので、通わなくなる。
そしてまた痛める。忘れる。
とうとう先週、爆弾が爆発して日曜日に病院行きとなった。
なんせ肩が動かない。腕が重い。右肩がダメになると車の運転だって出来なくなるのだと初めて知った。
病院でレントゲンを撮ったが骨に異常はなく、腱も若いし外傷があったわけではないので、切れてはいないであろうというのが先生のご意見。
でも肩が上がらないし、力入らないしやっぱり切れてね?とか不安を抱えたまま、
リハビリを受ける事となった。
まずは、両手を上げてみるテスト。
全くの無意識だが、右肩だけ上ずってしまいバランスが悪い。
どうも肩甲骨の使い方が下手糞らしく、ずっと肩に負担がかかっていたとの事。
僕は左利きなので右の使い方が不得手だったようだ。
肩は炎症しているので、痛みがない範囲で肩甲骨を動かす練習。
肩を頬に付けるように上げる練習。と
手を突き出して脇と肘の距離を伸ばす練習。
普段意識しない個別の筋肉を動かす練習は難しい。
結局上手く出来ないまま次週に再度リハビリを受ける事となった。
とはいえ、一週間登れないままじっとしているわけにもいかない。
家で上裸で1人鏡の前で腕の上げ下げ。
左が出来ていて、右が出来ていない事の見比べて練習。
全然動かない。これは、怪我のせいか?と3日間はレスト
痛みが引いて木曜日はロックランズで恐々とリード。
何とか痛くないでやれている。
新しい課題で11dのオンサイトを終了点取れなくて落ちた。ガーン
そして、金曜日は鉄アレイを持って腕の上げ下げの練習。
只管肩甲骨の動きを意識して肩を三角形に回す。
慣れてくると肩は気持ち悪いくらいよく動く。
最近のガンプラの可動範囲ばりに動く。
負荷をかけて動かしてみると動きが最適化されて何となく矯正されつつあるようだ。
しかし長年間違えていた動きを矯正するのは難しく、油断するとまた肩甲骨を使わない動きになってしまっている。
何度も反復練習をして体に覚えさせるしかない。
今まで右手の遠いホールドは苦手だった原因が判明したとポジティブに捉えて、
しばらくはリハビリの日々が続きそうだ。
お大事に!
前前号のTarzanの「肩甲骨はがし」特集よかったです
しかし今号「鬼トレ」特集の永井豪の表紙かっこいいw
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