半年経ったのでクライミングシューズレビュー。
結構長め。
【過去の遍歴】
1足目:scarpaフォース2013年11月
2足目:Sportivaミウラー2014年4月→ リソールしてgrip1に変更 2014年11月
3足目:Sportivaパイソン2014年7月
4足目:Sportivaミウラー 2014年10月
5足目:FIVE TENハイアングル2015年1月
6足目:FIVE TENハイアングル2015年3月
7足目:Sportivaオタキ2016年9月 →リソールしてONYXに変更2018年9月
8足目:Sportivaパイソン2016年9月
9足目:FIVE TENアナサジハイトップ2016年9月
10足目:FIVE TENハイアングル2017年1月
11足目:SportivaTCpro2017年6月
12足目:RedChiliアトミック2017年9月
13足目:FIVE TENハイアングル2017年9月 →リソールしてHfに変更2018年9月
14足目:Andrea Boldriniスパイダー2018年4月
15足目:FIVE TENアナサジプロ2018年9月
16足目:FIVE TENアナサジプロ2018年10月
17足目:FIVE TENハイアングル2018年10月
18足目:scarpaドラゴ2019年5月 ←NEW!!
昨年9月に買った靴のレビュー。そしてドラゴ購入まで経緯と一日履いてみた感想。
各レビュー。
【アナサジpro】
出る前は最強のシューズと噂されていたが、出た瞬間ネタキャラ扱いされてしまったのは、硬すぎるソールと若干高めの値段設定のせいだと思う。
ジムの強傾斜とボリュームホールド全盛期においてフラットに硬めのソールは流行らない。。。トゥボックスも野暮ったくてカキコミもしにくい。
力が入る点を理解すると、ボテへのスメアとエッジングが両立している事がわかる。アナサジ伝統の最強ヒールとMi6搭載のトゥラバーはフリクション抜群。
時々まじで最強シューズじゃねこれ??ってなる時がある。
しかし、あんまり使いこなせていないので、僕はジムのアップ用に使うに留まっている。流石にサイズ緩すぎたか。
【ハイアングル】
ハイアングル5足目。実測24.5でUS8Hと少し大きめ。
最初はUS8を2足履きつぶしていたが、結局このサイズに落ち着いた。買った瞬間からストレス無く履けるサイズ。
今シーズンの外岩本気シューズ。
ジムでは勿体無くて履かない。
【ハイアングル改 Hf】
上のハイアングルと同サイズUS8Hをリソールする際にC4からHfにしてみた。
結論としては柔らかくなったので、エッジング性能が若干落ちた気がする。
ラバーの違いによるフリクションの差は正直感じない。
正直ちょっと失敗だったかな?ハイアングルのバランスを崩してしまった感があるが、ジムのホールド程度なら問題ないのでジムでの本気トライ用にしてます。
【オタキ改ONYX】
硬い靴にビブラムエッジより硬いオニキス貼れば最強に立てるんじゃね?という発想。そう、あんまり知られてないけどソールの硬さから言えば、エッジよりオニキスの方が硬いんです。
エッジはどちらかというとC4寄りなんだヨ。
結果は、イメージ通りのエッジング性能を発揮してくれている。
ジムみたいな無駄にデカいボテとかボリュームでの踏み込みとか足裏感覚なんて全く無視して「点」で立つという点においては本当に負けない。
指の力なんていらないんです。そこに置いて、膝を起こしたら勝手に立ちます。
エンジング専用機。一回唐獅子牡丹でも試しに使ってみたけれど、連続したムーブの中で点を狙い続けるのが難しい事。。。ピーキー過ぎてダメでした。
【scarpa ドラゴ】
パイソンのターンインにより親指を悪くして以来、ターンインモデルは避けていたが、この度発売されてから1年以上が経ち、その後発売されたフューリアシリーズと比較した評価も安定してきたので購入に踏み切った。
実際に改めて履いてみて、最先端の技術が詰め込まれたシューズなだけに、履いた瞬間から一線級の実力を発揮してくれた。
アナサジプロがスメアとエッジングにより踏み方を変える技術が必要なのに対して、ドラゴは靴がサポートしてくれので、履いてすぐに両方出来るようになる。
「まるで自分が上手くなったような気がする」という言葉はドラゴを履いた感想に良く用いられるが、基本的にシャンクレスで柔らかいのに対して、ターンインによってスウィートスポットがはっきりしているからだと思われる。
1日使ってみた感触は、ラバーがまだ一皮向けていないので強傾斜ではやや足切れがある事とヒールがハイアングルと異なるので出来ないヒールがあった。
間違いなくいい靴。
以上長くなったので終了。
adidasハイアングルは買うかも。アレオンとドラゴンレース次第だな。