まず経過から言うと、ギックリ腰になる直前の腰痛状態よりも回復している。
まだクライミングをやるつもりにはならないが、今日はジムに顔だけ出してキャンパを少しやってみたが痛みはなかった。
とにかくギックリ腰の翌朝は起き上がる事も出来ずに垂壁でやるような絶妙なバランス移動で立ち上がるのがやっとで、靴下は履けないし、中腰になるような洗面台で手を洗う事すら出来なかった。
幸い仕事がデスクワークだったので、動かなくとも良かったが、座っているのも辛くて、唸りながら、あぶら汗をかきつつ腰痛と戦い、定時で職場を上がり、会社の目の前にある整体に駆け込んだ。
とりあえず症状を詳細に把握してもらおうと、自分はクライマーでヒールフックをしながら逆さまになって休んでいたらギックリ腰になったと説明する。
今一つピンときていないようだったが、腰が痛い事はわかってくれたようで、腰を中心に腰を避けた部位のマッサージを受ける。
自分は反り腰なのではないかという疑惑を尋ねてみると、それよりも猫背の方が問題だという事で、背中に膝を当ててバキバキって背骨の矯正を受ける。
画像を載せるけれど、大臀筋の基部から、ヒラメ筋の末端までかけてかなり硬くなっているようで、優しく揉んでくれているが痛い。
背中もかなり硬いということで、僧帽筋下部から上部にかけてのコリで猫背になっているとの事だった。
終わりにまた近くに来てくれと言われたので、翌日に予約を入れて帰る。
気持ち腰痛は楽になるが、相変わらず行動は制限されていて不便極まりない。
悔しいので、普段は我慢して食べないスナック菓子やら甘味を買いだめして帰った。
そして寝る前に先生に指圧してもらった箇所をこれでもかというくらい電動マッサージボールで解してから眠った。
3日目。
朝一立ち上がることが出来たが、その一瞬だけで、相変わらず太ももが腹部に寄る動きが出来ない。
前日同様ひどい痛みに唸りながら定時で退社し、整体へ。
いくらか楽になってはいるが、相変わらず痛い事と、何故か首を動かすと腰が痛いと訴える。
首がかなりストレートネックになっていると言われて今回は首をボキボキ。
前回より短めだったがかなり楽にしてもらった。
案外腰痛の理由はクライミングじゃなくてスマホの弄りすぎなのかもしれないと思った。
帰ってからは痛めてから恒例となっている箇所のマッサージを1時間ほど。
加えて肩周りの筋膜リリース運動もやってみた。不思議と腰には響かずにやれる。
4日目。
痛みは相変わらずだが、もうじき普通の生活に戻れそうな気がする。
しかし、相変わらず靴下はかなり歪な姿勢でしか履けないし、洗面台で手は洗えない。
休日だったが、午後から用事があるので車で出かける。車の乗り降りはしんどいが、立って歩くくらいなら何とかなる。
帰宅してからはこれでもかというくらいマッサージ。
5日目。
朝起きてひたすらマッサージ。
翌日はプチ出張で現場仕事なので何がなんでも治さなければならない。
と言って治るなら苦労はしないが、割りかし楽になってきたのは間違い無いのでとにかくマッサージとストレッチ。そして出来る限り歩く事を意識して、とにかく何もしないという状況を避けた。
この時点で自分の症状が、どうやら急性筋膜炎だという事を突き止めていた。
その為、腰を中心とした首などといった筋肉を動かすと連動して痛むということのようだった。
そのことに気づくと、それまで腰の主な筋肉を痛めているという心配がなくなり、より積極的にストレッチやマッサージが可能となり、劇的に楽になった。
6日目
相変わらず痛いには痛いが、無事に外仕事を終えた。ギックリ腰から全く出来なかった太ももを腹に近づけるという事が出来る様になり洗面台で手を洗えるようになった。
7日目
朝それなりに違和感なく起き上がれるようになる。走れるようになった。
8日目
今日。流石にクライミングは出来ないが、懸垂数回と数回のキャンパシングは可能だった。
今回の教訓は、ちゃんと休む事。水分は冬でもしっかり摂ること(重くなる、腹の中で水が揺れるのが嫌だとかの理由で飲むのを避けない)、全身をくまなく定期点検すること。
怪我をしたら痛む場所と原因の特定を最優先とする事。
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