11月23日に滑落して左足ヒコツ及び左手第3中手骨を骨折してからあっという間に二ヶ月。
職場の上司、同僚や家族に支えられ何とか回復しております。
正直、年末年始の雪山に行けなかったのはかなり悔しい反面、暖かい部屋でぬくぬくと過ごす正月にホッとしている自分が居たのも否定できず、このまま自堕落になろうと思えばいくらでも腐れる悲しい性根なので、このままズルズルと山から離れてしまう可能性も考えました。けれど、骨折から1ヶ月後に片足引きずる三宅島観光では真っ先にボルダーに向い、腕が疲れればひたすら歩いて思ったよりも傾斜のある道路を半日歩き通す辺り、性根は腐っても山は辞められないなと思い知りました。
怪我の経過としては、
折れた場所が良かったのは不幸中の幸いで、骨折直後に自力下山が可能だった事から
2週間目には松葉杖なしでの歩行が可能になり、3週間目には手の当て木も外れて、簡単なボルダーにも登れるようになりました。
脛を強打した為に骨というよりは筋肉が傷ついたらしく、しばらく足首が動かなかったのですが、それも4週間目には動くようになり自転車に乗れるようになりました。
それから1ヶ月は緩やかに回復して今週末には最後の検診を受けて完治予定です。
変な話ですが、左利きだった事もあって着替えるのにも不便する生活から日に日に回復していくのは楽しいもので、毎日出来るようになるを体感できるのが素直に嬉しかった。それに普段はそれ程意識しない家族の存在や自分の社会的責任とも向き合ういい機会だった。
4月には、滑落した赤岳主稜に再挑戦を目標とし、1シーズン潰してしまったこの怪我を無駄にしないように次に繋げて行こうと思います。
グレードを上げるばかりではなく、足踏みしてでも安全対策から見直して安全登山を信条に、良いリスタートが出来ればと思う今日この頃でした。
かーかかさん、こんばんは。
「年末年始をヌクヌクと過ごせてしまった…」
まったく同じ感想を持ったオッサンです。
私は10月14日の骨折ですが、運悪く治りづらいスネの中間部なんですよ。
どうやら完治までは1年くらいかかるようです。
事故を通して、かーかかさんと同じように家族のありがたさを痛切に感じました。
現在、リハビリと称してできる範囲でハイキングなどしてますが、
消耗できない体力の分だけいろいろ考えますね。
なぜ事故(骨折)ったんだろう?
回避する方法は無かったろうか?
今、何ができるだろう? どこまでやれるだろう?
さて、治ったらどこへ行こう?
などなど…
貴殿の安全対策同様、僕は体を壊さない歩行術を探ろうと思ってます。
少し残念な冬休みでしたが、これからも山遊びを続けるためのきっかけにしたいですね。
gankoyaさん
はじめましてこんばんは。
自分も脛の中間部の骨折でしたが折り所が悪いと1年ですか・・・辛いですね。
動けないと頭使いますよね。余計な事も考えてしまうので尚更です。
けれど、怪我してもそれを繋げて行こうと前向きになれるのは、やっぱり山のお陰なのでしょうか。
完治まで登山禁止と家族と職場に厳命されているので山が恋しいです。
体を壊さない歩行術習得の暁には是非ともご教示下さい
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