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17歳、高校2年生の日常。高校時代なんて何も起こらない、起こり得ない。あるのは退屈な授業と他愛ないおしゃべりと、そして部活。仲間でもなんでもなく、たまたま一つのクラスにいる男女5人の高校生の1日を、それぞれの部活を通して描くのだけれど、交わるはずもない個性の5人が、ふと立ち止まってお互いを眺めている…「部活をやめる」っていうこれは高校時代にはちょっとした事件、その当事者桐島くんが、きっとこのストーリーの鍵を握ってると読者は考えるのだけど…
22回小説すばる新人賞受賞。10万部売れてるって、ライトノベルやケータイ小説との線引きが難しいところだが、文章はかなり上手いし、とても丁寧に描いている。飛ばさない、はしょらない、でもスピード感がある。何より映画的(?)構成はグッド。20歳の早大生が書いている小説なのだが、早熟の作家の煌めきは十分に。大いに楽しめました。
ちなみに選考委員は阿刀田高、五木寛之、井上ひさし、北方謙三、宮部みゆきで、賞の性格としてはストーリ系のものっていう感じですね。熊谷達也さんも受賞されています。
今日は村上春樹の「1Q84 弟3巻」を本屋さんで眺めてこようってでかけたら、なかった。1,2巻とも図書館で借りたので3巻だけ買うわけにもいくまいとは思ってはいたが、うーん、田舎?
kiyoshiさん、こんばんは。
>「1Q84 弟3巻」を本屋さんで眺めてこようってでかけたら、なかった。
うちの近所の本屋でも売り切れでした。
まあ、売っていたとしてもその本屋は人気書籍はビニールでラッピングしているため、立ち読みできないんですけどね。
ところで、先日紹介頂いた「邂逅の森」は面白かったです。
おそらくまたぎの実話に基づいているのだと思いますが、冬季に凄い距離を縦走していたのですね。
地図を見ながら舞台となった場所を探して興味深く読んでいました。
今度秋田に行ったら森吉山や阿仁の資料館にも是非行ってみたいです。
いつもコメントありがとうございます。山に行っていて、お返事遅れましてすみません。紹介というより、備忘のために日記に書いているので、毎回お勧めということはありませんから、気楽に読んでくださればありがたいです。
1Q84はビニ本(古い〜)なんですか?!なるほど都会は違いますね。ニュースになる本というのは、やっぱり買うのがちょっとためらわれるし、そもそも村上春樹はもうファンじゃないのですが、でも早く読みたいという複雑な心境でした。図書館で予約すれば前回も2週間くらいで読めたから大丈夫かな。1,2巻は、全くの欲求不満で、春樹さん、どう決着つけてくれるんだという感じですかね。
「邂逅の森」やっぱり結末はあーでないと納得できないですよね。潔い結末で、私はすっきりしましたよ。同じ本を読んだ方にしかわからない書き方ですが…東北の山は大体頭に入っているので地図を開くことはなかったですが、たとえば肘折温泉から月山越えとか、すごいですよ。前前回歩いた、軍沢(いくさざわ)岳って、まさに奥羽山脈ど真ん中で、広大なブナ林があるところ。ちょっと本のことを思い出しながら、歩いていました。冬のブナも素敵です。春のブナの新芽の美しさは、この世のものではないです。
kiyoshiさんこんにちは
1Q84図書館借り組でしたか。僕も予約入れたら半年かかった・・って話前に書きましたっけ?おとついは書店の山積みでさわりを読みましたが、きょう読みたい誰かのために僕は買わず。というか、もう貸してくれる予定の人がいるので。
すばるといえば33回すばる文学賞受賞の「海猫ツリーハウス」の木村さん、青森八戸の人で、実のお兄さんをモデルに書いてますが、この人のツリーハウス、本当に凄いです。
いつもコメントありがとうございます。MATSUさんにも書きましたが、山に関係ない読書ってどうなの〜と思いつつ、「自分の」日記として書いてましたので、読み流してくださいね。
今日読みたい誰かとか、突っ込みどころありますが…(笑)春樹さん、どうなんでしょう。アンダーグラウンドから読んでなかったんです。一番好きだったのは「羊をめぐる冒険」かな。読んでてドキドキした記憶があります。私はかってにうつ病小説って思ってるけどね。1Q84は素敵なキャラの女の子がすぐに死んで残念でした(笑)オウムみたいになって残念でした。でも春樹なら、きっとうまく回復してくれると思うので、3巻も読みますよ。
yoneyamaさんの日記のツリーハウスって、そういう下敷きがあったんですね。なるほど。機会があればその本、読んでみようかな。東北の作家はちょっと応援しないとね。
今日、東吾妻散歩してきました。北海道の低気圧発達したのかな、まるで冬でしたよ。スキー屋さんたくさん入山してまして、帰りに「来年はスキーで登ろうか」って話をしてきました。相棒さんはボーゲンレベルだが、山スキーできるんだろうか…ウロコ板買って、林道中心に行こうかなとか、夢のある(笑)話をしながら帰ってきました。
このツリーハウスとあのツリーハウスは別件なのです。紛らわしくって済みません。八戸の方は森の中にたくさんあります。樹上フロや樹上茶室もあるので〜す。
http://blog.livedoor.jp/slowbase/?p=42
うーむ、確かに想像力を刺激されますね。
レインツリーどころじゃないかも。
子供のころにプラタナスの木でやった記憶があるな〜^^
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