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24日(木)；穂高6：01-19：44五日市(広島)
25日(金)；五日市6：41-10：10平郡島
26日(土)；平郡島滞在
27日(日)；平郡島14：00-17：09廿日市
28日(月)；五日市7：50-8：23平和公園12：35-(世界遺産航路)-13：30宮島
29日(火)；五日市6：40-21：24穂高
参加者1名(小3男児) .
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松本の今朝はうす曇り。西に行くに連れて晴れて今はちょっと暑いくらい。陽が少し傾いて来て、1時間後には尾道辺りを夕日に向かって走ることになる。ここまで順調。
平郡航路。8:30柳井港を出航。目的地の平郡東まで1時間40分。先程までの激しい雨が上がり午後からは晴れるとの予想。
さてこの船からは時たまスナメリやイルカ、マンボウ等が見られると言う。確率は極めて低いがゼロではない。がしかし、毎年のことながらこの時期の瀬戸内は安曇野より寒い気がするほどで、今も外で見張れる状況ではない。にも関わらずtubasa君は何かを見つけようと外で波間を見守っていて、時おり船室に走り込んできては「白い魚のようなものが見えた」とか「ずっと向こうで白い波が立った時に何かの背中が見えた！」と逐一報告に来てくれ、その都度外にひっばり出される。何も見えないよと言うと「おじさん、運が悪いんだネ」と言う。
何でも見えてしまう子どもの目が羨ましい。
25日の島は風が強く、午後の船便が欠航になるのではないかと心配になるほどだった。
すぐにも釣りをしたいところだが強風で釣りにならず3時頃から潮が引いた浜に磯漁りに繰り出す。
貝殻拾いに余念のないtubasa君を「生きている貝を探そうよ」と岩のある方に誘ったが、貝よりもアオサやフノリ等の海草に目が行き「食べられるんだよ」とフノリの食べ方を教えると「美味しいネ」と食べながら貝拾いを続けていたが、しばらくして「これは何？」と大きな岩牡蠣を持って来た。
「いいもの見つけたな」と石で叩き割って身を取りだし、海水で洗って「食べてみな！」と勧めたが、口に入れた途端に「ウヘッ」と吐き出してしまった。子どもには生ガキは無理だったようだ。
その後は「母さんが貝殻が好きだから」「妹もネ」と再び貝殻探しに没頭。目を輝かせて「超楽しい！」を連発し満足そうだ。
やがて午後便の船が戻って来る時刻となり、引き上げる途中、「大きな魚が死んでいたよ」と言っていたのを思い出して見に行くと、何とそれは魚ではなく50cmほどの小さなスナメリ鯨だった。
一旦戻って漁師のtakaさんに話すと「見に行こう」となって再び浜へ。takaさんは2〜3mくらいのものを想像したらしく「小さいの」と言いながらも「昔は年に何頭か上がっていたがここ10年ほどは鯨が上がったと言う話しを聞かん」と言って写真に納める。さっそく彼のブログ「平郡島＠マーク」に載ることになるだろう・・。
せっかくの漂流個体なので、どこかに吊るして日光・風雨に晒し、骨格をとれないものかと考えているところ。
ダウン
平郡島でいつもお世話になっているjunさんのご一家が引っ越しされることになり、26日は朝便でgakuが来るのを待って引っ越し準備手伝いと、みかん畑の手入れ等のお仕事。
この日のtubasa君は24日の長旅に加えて、25日強風の中を走り廻ったせいか、それともお母さんが恋しくて心細くなってたのか、ご飯もほとんど食べず一日中おとなしく、あまりに静かなので心配したが、jun夫人のこまめな心配りのお陰で今朝はいつも通りの元気なtubasa君に戻りひと安心。仲良くなったnonちゃんの「また来てネ〜」の声に送られ、14:00発のフェリーで島を後に。 今夜のお楽しみはお好み焼きナノダ！
驚異の回復力で宮島登山
正直なことを言うと2日間ほとんど食べていなかったので、昨日で切り上げて今日帰えろうかと考えていたところ。
今朝もあまり食が進まなかったのだが、1日早く帰ることを断固拒否。宿舎を貸して下さったTさんの策に見事引っかかってパンを少しだけ食べ、平和公園に向けて出発した。
午前中ボランティアガイドさんについて貰ってしっかり見学・学習した後、世界遺産航路で宮島へ。宮島では厳島神社を見学した後、大聖院コースから元気好く駒ヶ林に登り、大元公園に下山した。
平和公園でソフトクリームを食べただけだったので、さすがに山の上ては『腹へった』を連発し『じゃあ、昨夜のリベンジでもう1回サファイアへ行くか』の誘いにも乗って、2夜連続で『お好み焼き』にトライ。そこそこ食べて満足げだった。
不本意な場面もあったが、何とか計画を消化して明日は松本へ・・。
今朝は目覚めよく、おにぎり1個と牛乳，パン，梅干し等を普通に食べ、予定の電車にも乗れて順調に帰途に・・。
8：33，尾道っちゃんを通過。6日間の旅も残り11時間となる。
tubasa君は予定通り29日夜，松本に帰って来ました。ここまで無事に終えることができましたこと、皆様に感謝致します。
小学2年生のtubasa君を、初めての1人旅に託して下さったお母さんの大英断と、途中体調を崩しながらも最後まで旅を続けたtubasa君の頑張りに感謝＆拍手です。
平郡島で宿と食事，海の幸を提供して下さり、体調を崩したtubasa君に手厚い看護と励ましを下さったjunさんと奥さま，nonちゃんのご一家とkojiさん，takaharuさん，masakazuさん，はじめ、平郡島の皆様には筆舌に尽くせぬご厚情を頂きましたこと、御礼申し上げます。
フェリー乗り場のやさしい係員さんや乗務員さん，堤防で釣りを教えてくれたおじさん，、ミカンを下さった人・・，島のみなさん，ありがとうございました。
また五日市での宿と食事を提供して下さったgaku君のご家族の皆さん、有り難うございました。
平和記念館のボランティアガイドさんやお好み焼き屋のおじさん、おばさん、隣の席の人・・，多くの方々の有形、無形の助けと励ましに支えられた6日間でした。みな様、有難うございました。
tubasa君は元気に帰って『楽しかった』『また行きたい』と言っております
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