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3人の子ども達を一人で育てているOさんから、『2人の男の子を参加させたいが、下はまだ2年生なので無理でしょうか・・!?』と言う相談を受けたのが19日。手のかかる5才児を抱えて、自身が登山すること等考えてもおられなかったOさんに『天候次第なのですが、お父さんも5才児を連れて参加されて如何ですか! 行ける所まで行って、無理だったらやめて下山すればいいではないですか！』と促すと、『子ども達と相談します』との返事。
21日に一家4人全員で参加したい旨の返事があり、懇意な間柄のkさんの理解・同意を得て決行の運びとなる。
nobou自身も爺ヶ岳の夏山ルートは初なのでやや緊張。
幸い1週間晴れっ放しの好天に加えて、平郡島キャンプにスタッフとして同行した子ども達の兄貴分格のshin君と言う若者が加わって戦力アップ，一行9名は5：30に扇沢の登山口に集結した。
子連れ登山なので、種池小屋まで4時間，中央峰まで5時間20分を見込んで6：10に出発。ゆっくり登ってほぼ見込み通り10：20に種池小屋着。そこからはやや時間を食い、MinoちゃんとOさんが11：30に南峰着。
中央峰のリミットを12：30としていたのと、それ以上はOさんの負担が大きいこと，そこまで来たことに他の参加者も皆満足していることから、南峰到達を以て良しとする。
南峰発12：35。種池小屋13：35，16：55下山。
3人の子ども達のお父さんであるOさんは、優れた林業従事者でありながら『お父さん子』の末っ子に手がかかり、本来の仕事もままならない状況で日々奮闘中。
自身が『アルプスに登ること等は夢のまた夢だった』と言い、『一家全員で初アルプスなんて最高！』と大満足の様子だった。
一方のKさんは学生時代以来の登山煮感慨深そうで、Tai君のアルプスデビューを素直に喜んでいた。
Hokoちゃんは6年生で、中学に入るとクラブ活動に忙殺され、山どころではなくなるのが目に見えているので、今秋，もう一度アルプス冒険学校をやりたいと思ている。もちろん幕営で、昨年果たせなかった燕〜常念岳，または蝶〜常念岳辺りか・・。
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