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クモの巣のようでもあるし、キノコの菌床のようでもあるが、純粋さを物語るようにきれいであるところから、何かの菌床であろうと思われる。
この場所にタマネギを植える時、横着をして植え代だけを筋状に掘って植えたので、大半は2年以上耕されないままになっており、白い菌床（仮定）はその耕されなかった部分に筋状に発達している。
そしてそれを取り巻く土は、タマネギが植わっていた部分のように黒くてふかふかしたものでなく、固く締まっており、そこにその白い菌床がはびこって、それ自体が独自の生態系であるように見える。
この場所で何か特徴的なキノコが発生したと言う記憶はないが、そこにタマネギを植えたのは2年前で、去年はそのタマネギを収穫せず放置し、それが勝手に芽吹いて今年実を太らせたのであり、それ以前はそこに実エンドウを植えていたことに思い至った。
白い菌床が筋状に2条伸びているのが、実エンドウを播いた跡に一致している。そのこと〜つまりマメ科植物の産物である根粒バクテリアと何か関係があるのでは無いだろうか‥，と考えてみた。
取り敢えず一部を持ち帰り、炊きたてのご飯の上に菌床を置いて培養して見ようと思う次第。
クモの巣のような無生命のものであれば反応はしないが、生きた菌であれば必ず反応がある筈である。
が‥
ご飯の上に菌床を置くのがいいか、菌床の上にご飯を置くのがいいか‥？ あるいは白い部分だけを剥ぎ取って ご飯の上に置くのがいいか‥。
分からないのでテキトーにやってみる。
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