昨夏の表銀座4泊5日に続き、今年は休みを何とか捻出して妻と二人で黒部源流6泊7日（あるいは5泊6日)を計画している。折立〜雲ノ平〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜黒部五郎岳〜薬師岳〜折立というかなり欲張りなラウンド。昨夏の表銀座が終わってからすぐにコースの検討に入り、計画を何度も見直してきた。テントを担いで8月7日折立発−13日折立着の予定だ。山行ひと月前を切ってもまだ、コースに悩んでいる。「日の出や日の入りを山頂でむかえたい。」という思い、「でも日程を考えるとそうもいていられない。」という思いが交錯する。
最も不安なのは黒部五郎小屋から五郎岳を経て薬師峠のキャンプ場へ向かう4日目。経験上、様々な資料に設定されている標準タイムでは歩けないことが分かっているので、本当は薬師岳山荘まで歩を進めたいところだが、薬師峠のテン場まで約12�卍兇鬚發舛蹐鶺抃道�間を含めながら標準タイムよりも５時間弱長い1１時間４０分をかけて歩く予定だ。長い下りが主になるので膝痛にならないように気をつけなければならないと思っている。
もうひとつの不安は薬師沢出合から雲ノ平への急登。どの程度の急登なのか・・・
案内等に記載されているものでは900mが2時間１０分のコース設定になっているので結構な登りのように思える。練習のために6月初旬に三大急登といわれる谷川岳の西黒尾根を登ってきたが、そこ以上に厳しいコースタイム設定だ。岩場は無いのかもしれないが穂高のザイテングラードよりも単位時間あたりのコースタイムは長く設定されており、しかも、日帰りの西黒尾根や涸沢から奥穂ピストンの時より荷物がはるかに重くなるのは必至。時間は標準タイムの倍ほど見ているので、まあ、ゆっくりと登ろうと思う。
天候にも不安がある。全日好天ということはあり得ないとは思っているが、何日雨に降られるか、どの程度の雨かも気になる。昨年の表銀座縦走では５日のうち３日雨に降られた上に一泊は土砂降りでテントが浸水、乾かす時間も無く、結局二泊は急遽山小屋のお世話にならざるを得なかった。今回も一泊、ないしは二泊は計画で山小屋のお世話になろうと考えてはいるが、天候次第ではそれ以上に急遽お世話にならざるをえないこともありうる。
最後に食料。水は各山小屋で補給できそうだが、食料の運搬が重くなる。できるだけ山小屋の食事や売店、喫茶等でお世話になれればと思うが、テン泊なので時間的にどの程度可能なのか(喫茶など時間帯によってはクローズになる場合が多いので）、売店でどの程度の食料を調達できるのかなどをこれから確認する必要がありそうだ。
いずれにしても、情報を幅広く集め、計画をしっかりと立てなくてはと思っている。
でも、この計画を立てているときが一番ワクワクハラハラして楽しい。あとは、荷物を準備し、現地でどれだけ柔軟に計画を変更することができるかだろうなあ。
無事に帰ってこられたら(そうでないと困るのだが）レコでまた報告をしたいと思っている。
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不安もありながら黒部源流6泊7日
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todora5502さん、はじめまして。こんばんは。
ご懸念の「薬師沢出合から雲ノ平への急登」。
ここは、傾斜が緩む雲ノ平西端の最初の木道(標高約2360m)までは、樹林帯の日陰を、ステップ間隔も不規則な、コケ生した滑りやすいゴ―ロ帯が続きます。
今回、私は初日7/17に登り、２日目7/18に下りましたが、下りは苔で滑るので、登りと同じくらい時間がかかりました。特に雨のときはいやらしいところです。
小屋泊程度の荷物ですと２時間ほどあれば登り切りますが、テントを担いでとなると、おっしゃる通り余裕を持った計画がお薦めです。
思い出深い山行となりますように♪
kagayaki500 さん
ありがとうございます。苔むしたゴーロですか。雨でなくても湿気が多い所でしょうから、スリップに注意ですね。計画ではここの0.9�劼�4時間取っています。それほどかからないとは思っていますが、念のため・・・。この日は雲ノ平でテン泊予定なので、計画より早く着く分には問題ない、というより、雲ノ平散策の時間が増えるのでありがたいので。
最新の貴重な情報をありがとうございました！
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