梅雨明け一週間というけれど　この週末は山小屋満杯？

2016年07月28日 16:33山行計画全体に公開

梅雨明け一週間というけれど　この週末は山小屋満杯？

　ようやく関東甲信地方の梅雨が明けたようだ。１０日前に今度の土日で北アルプスの山小屋利用をお願いしようとしたら、「どういう訳か７月３０日、３１日は全国的に山小屋がものすごい状態なんです。」という返事をいただいた。「全国的」というのはどの程度かよく分からないが、少なくとも北アルプスの山小屋はそういう状態だと予想される。よくよく話を聞くと、団体ツアーもここをねらったようにかなり入っていて、さらに予約なしの少人数の登山者が訪れるだろうという予測。私が電話をした時点でも「今の状態は畳一畳に３人」の状態だそうだ。私たちも１０人の予定だったので、計画を断念し、そのツアーは日をあらためることにした。（数人でテン泊はちょっと考えているが）
　「どういう訳か」と申し訳なさそうに宿の方はおっしゃるが、私には何となく分かる気がする。「梅雨明け一週間」なのである。この時期は天候が安定するといわれ、７月下旬でいくらか遅い気もするが、まだまだ高山植物も見頃なのだ。だから、梅雨明けが遅かった今年はおよそ７月末の土日がターゲットとなり集中したのだろう。
　「宿泊をお断りをしたことはないのだけれど・・・」とおっしゃりながら、申し訳なさそうに状況を説明してくださる山小屋のスタッフの方が気の毒になるくらいだった。
　そういえば２年前の９月末の土曜・日曜日に北アルプスの山小屋に泊まったとき、あちらこちらの山小屋が満杯で、私が先日連絡をした山小屋周辺も登山道まで渋滞していたという話を、その山小屋をあきらめて下山し、私たちが宿泊していた山小屋へ訪れた登山者から聞いた。その時もどうやら畳一畳に３人のような状態だったらしい。
　山小屋泊は荷物も軽減出来てとても快適なのだが、こうなるとテン泊が・・・と考えてしまう。まあ、きっとテン場もいっぱいなのだろうが。

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