3年ほどはいた登山靴。ソールが減ってきたので張り替えにだした。ソールがわりと薄くて軽く、それでいてある程度硬さもある。履きやすい靴で、ずいぶん色々な山へ連れて行ってもらった。一週間の黒部源流域や鳳凰三山、立山から薬師岳への縦走、妙高山や両神山の岩場、金峰山や蝶ヶ岳・・・岩場も結構しっかりとつかんでくれて歩き易かった。
張替えに出して約1か月。店舗に引き取りに行くと「同じソールが無かったので・・・」と受け取った靴のソールがかなり軟らかい。「ありゃりゃ・・・」と思いながらも試し履きをしなくてはと、先日の日帰り天狗岳で履いてみて愕然。軟らかすぎるのと、ミッドソールも薄くしてしまったのか、岩や石の凹凸をダイレクトに足裏に感じてしまう。スニーカーとまではいわないけれど、岩稜帯を歩くと足裏に負担がかかる。それなりの金額で張り替えたものの、「こりゃ駄目だ」と感じた。せめて、岩や大石の無い平坦な道や木道歩き用で使うしかないなと思う。残念ながら全く別の靴に変わってしまったのだ。
やっぱり、メーカーがしかりとしたコンセプトのもとに作った靴だから、やたらに張り替えなどするとそれが変わってしまうんだなあ。とっても気に入っていた靴だけれど、いい勉強をさせてもらったということであきらめるしかないか。
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