数年前から夏にテントを担いで妻と一週間程度の縦走(または周回)をしてきました。年齢もかさみ、体力も衰えてきているのでいつまでこんなことができるやら・・・
4年前は燕〜槍ケ岳〜上高地4泊5日いわゆる表銀座コースを縦走
一昨年は折立から雲ノ平・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳・北ノ俣岳を越えて太郎兵衛平から折立への周回6泊7日
昨年は立山〜五色ヶ原〜スゴ乗越〜薬師岳〜折立への5泊6日
今年は・・・昨年目の前にした剱岳に挑戦したくて立山〜剱岳〜剱沢雪渓〜池ノ平山の折り返し5泊6日を計画してみました。
去年から妻には「剱に行くよ」とは告げていましたが、池ノ平へいって裏剱を眺めることはまだ告げていません。当初は剱岳〜奥大日岳〜大日岳〜称名の滝の3泊4日を計画していてそのことを伝えたままなのです。今でも大日岳をまわろうか、池ノ平まで進もうか少し迷っているところもあります。池ノ平は水平歩道や下ノ廊下を経て別日程で計画をした方がいいかなという思いもするのです。
現在実家に一時帰省している妻が戻ってきたら池ノ平までの日程を告げてから、決めようと思っています。
岩登りをしてみようと6月はじめの山行でそれまでトレーニングを怠けていたために、剱を目指すには体力不足を痛感させられてしまいました。
いずれにしても、今夏は剱には登るわけで、そのためのトレーニングを日々続けています。
「行くぞ!剱!!」とこうやって宣言して、「やっぱりやぁめたぁ」とはいえないように自分を追い込んでみました。
初めましてnobolimathと申します。1956年生まれです、60歳直前から体力が目に見えて落ちてきました。一緒に登山をしてきた大学山岳部バリバリだった先輩方も、60歳を境に、同行していて足が攣ることが多くみられました。その時は、加齢かなと思っていましたが、いよいよ自分がその年齢になると、足が攣ったり、下山後頭痛がひどかったりと同じような症状が出始めました。
山岳医(そういう専門医が全国におります http://www.jsmmed.org/pg54.html)
に下山後の不調を中心に数ケ月間診察していただきました。水分と電解質補給不足が原因とされました。登山に必要な水分量は
(体重<荷物などを含む総重量>)×(行動時間)×5(定数)
これが必要水分量(ミリリットル)と総カロリーだそうです。ちょっと多いように感じますが…。これで足の攣りはかなり改善されると思われます。
救急セットに芍薬甘草湯という漢方薬も忍ばせておくと強い味方になるかもしれません。ネットで検索すると、年配登山者を中心に参考になるものが出てくると思われます。
我が家は登山に行く家内との約束は、無事に帰ってくること、保険に必ず入ること。
先ほどのベテランの先輩登山家が、乾徳山の最後の岩場で落ちた時は目を疑いました、62歳の時でした。大事には至らなかったのですが、原因は急に手に力が入らなくなったそうです。その時、還暦過ぎるとはこういうこともあるんだと認識しました。
いろいろ書いてしまいましたが、お互いこれからも安全登山で行きましょう。
nobolimath さん ありがとうございます。
私も本当に体力の衰えを感じることが多いです。昔から痙攣はしやすい体質でしたが、最近はびっくりするようなところでそれが始まってしまいます。もちろん、芍薬甘草湯は常備して頼っています。水分量もありがとうございます。昨年、下山した翌々日に人間ドックへ入ったら、「脱水症状がみられる」といわれてしまいました。かなり水分をとってはいたのですが、やはり高山での水分は足りていないのだなと思いました。
突然手に力が入らなくなるというのは、長い鎖場や岩登りなどでは怖いですね。セルフビレイしながら登ると時間がかかり、他の登山者に迷惑をかけてしまいそうなのでそれもためらうところがあります。でも、安全第一ということを考えると、剱に向かうときは少し遅く出て、登山者が少なくなった頃鎖場にアタックという方法も考えています。ただ、午後になると下山時に落雷が心配ではありますが。
いずれにしても、トレーニングを積み、しっかり安全を確保していってきたいと思っています。ありがとうございました。
バリエーション豊かな山行きですね
私は、劔行くのに、1年かけ 体力・技術準備しました。ツアーに申し込んで、台風接近で中止となり、後日 改めて 一人で行きました。
岩場なので、天候は 見極めの大きなポイント。
宣言しても、ご自分の 大切にすべき 無事に帰宅できる方法で、晴れた時、小雨の時、大雨の時と 様々な計画立て いずれかを実行されるのかなぁ?
white-fairy さんありがとうございます。
天候にはかなり敏感になっています。ここ数年、8月中旬以降は雨が多いので、今回も昨年同様8月初旬で計画を立てています。この日程だとTJARとかぶらないということもあります。
計画では1日目:室堂〜剱沢へ向かい剱沢野営場でテン泊。2日目:テントや余分な荷物をデポして、剱へ、下山して再び剱沢で一泊。3日目:翌日池ノ平小屋まで進みテン泊。4日目:再び荷物デポして池ノ平山南峰を往復し、テント撤収後真砂沢ロッジでテン泊、5日目:雷鳥沢野営場まで戻りテン泊して6日目に室堂平をまわってバスターミナルという5泊6日を予定しています。ただ、2日目以降の天候によっては剱沢で停滞、池ノ平はまたの機会にして剱を目指します。そうすると、最長4日間は剱にアタックするチャンスがあると考えています。(もちろん、撤退も視野に入れています)
宣言は、自分の中の怠け心(トレーニングも含めて)を奮い立たせるためのもので危険を顧みずにということではありません。もちろん怠けている時期もありましたが、昨年の縦走が終わった後から準備ははじめて来ました。
いろいろとご指摘いただきありがとうございます。さらに気を引き締め、十分に準備をして出かけたいと思っています。
はじめまして
todoraさんのご年齢をみて、良い意味でびっくりいたしました
まだまだ、頑張れるなと思いが出てきた反面
やはり還暦はひとつの区切りかなという思いです
ただ、アルプスに登ると必ず小屋で色々な場所を攣る事が
増えてきました
身体がひえてくると攣るみたいです
幸い、登山中にはありませんが怖いなと思っています
todoraさんも安全第一で今年も、がっつりな登山楽しんでください
matts0220 さんありがとうございます。
まだまだ登りたい山があります。でも、登れる山はだんだん少なくなってきますね。
今回の剱は還暦を迎えた私と妻にとってのある意味、試金石でもあるかなと思っています。
まだまだレベルアップしたい自分がいるのも確かですし、トレーニング次第で痙攣することも少なくなっているのも事実です。(腕や足など体の筋肉も増加してきています。)
もし、危険を感じる様だったら一服剱や前剱までで引き返すこともあると思います。これまでも「けして無理はしない。でもチャレンジはする。」という姿勢で登ってきました。その見極めが難しいといえば難しいのですが。今は「気持ちが萎えたら登れるものも登れないだろう」という思いで、きつめのトレーニングに励んでいます。
計画通りの山旅ができて、ここにレコを載せられたらうれしいなあと思っています。
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