巾着田見頃でも話題は山での距離のこと

2018年09月18日 10:47山行計画全体に公開

　土曜日まで一分咲きといっていた巾着田の曼珠沙華が突然見頃になってしまいました。天気によって開花がころころ変わるのでなかなか予想しづらいです。
　ところで、今回はこの話題では無く、昨日トレイルを歩いていてふっと思い至ったことです。当たり前といえば当たり前すぎて笑われてしまいそうですが、今までそこに思いが至らなかった・・・ということでお許しを。
　昨日はアップダウン連続の奥武蔵南陵トレイルを半日歩きましたが、歩きながら今更ながら気付いたこと。
　山を歩いていると地図で「あと1㎞」などと確認することがあります。「○○まで○○○m｣などという表示を時々目にすることも。ところが、これが思いの外長い。自分の体内の距離感覚とはかなりずれていることが多いのです。｢山の100mは長いから」とその違いを言葉にすることもありましたが、昨日、ふっと｢それは当たり前だ｣と気付いたのです。
　アップダウンがあれば、地図上の距離と実際の距離は違ってくるということを。歩きながら頭の中で、概念となるシチュエーションを考えてみました。
　例えば、垂直の岩壁を50m登ったとすると、実際の距離は50mだけれども、地図上では0mということになります。そう考えると、山の距離が地図上の距離より長く感じるのは当然のこと。そんなこともこれまで思いつかなかった・・・
　ずっと前に、雑誌だったか、あるいは地図読みのテキストだったかで｢地図上の距離と実際の距離」ということを目にしたような気がしますが、あまり深く考えていませんでした。
　今回、このことに思い至り、納得、納得でモヤモヤしていた山での距離がスウッと落ちました。
　ところで、トレイルの道標に示されている距離は、地図上の距離なのでしょうか？それとも実際の距離なのでしょうか？たぶん地図上の距離なのだろうとは思います。まあ、おおざっぱに示してあるとすればどちらでもそれほど違わないのだろうとは思いますけれど。

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