「罠にかかったニホンカモシカ助けようとした男性がツノで刺され死亡」
目に飛び込んできた記事を見て「なるほどな」と思いました。お亡くなりになった男性は本当に気の毒に思わずにはいられません。ご冥福をお祈りいたします。
ソース:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6372918
コロナ自粛前に降雪があった翌朝、勇んで出かけた山で、鹿(カモシカではない)がくくり罠に掛かっているのを見かけた。間違って自分が掛かってしまったら・・・と心配したが、わりと簡単にはずせるそう。
暫くしてから、「天然記念物のカモシカが罠に掛かっているのを見かけたら」という何かの記事を見かけました。(ソースは忘れました)そこには、「はずして逃がしてあげましょう」という様なことが描かれていたと思います。「よし、そういう場に遭遇したら」と意気込みました。
が、当然と言えば当然なのですが、野生動物にこちらの意は伝わりません。この記事を見るまでは、そんなこと考えもしませんでした。きっとこれが、野生とかけ離れて生活していることで失われてしまった常識というやつなのでしょう。あまりにも当たり前なことなのに思いが至らない。
カモシカは、罠に掛かってパニック、気が高ぶっている。当然人が近づけば攻撃してきます。いわれれば、その通りと気付くのですが。
多くの人より子供の頃から自然の中に入り込む機会が多かった自分も、何でも知っているような気になって思い上がっていたことに気付かされました。
これから僕は、罠に掛かったカモシカを見ても、きっとその場を黙って立ち去るでしょう。
それから安易に「逃がしてあげましょう」などという記事もいかがなものかとおもいました。
この記事を見て実践し、傷つく人が出てこないことを祈るばかりです。
その他の野生で生活してる動物も!
罠に掛かっていれば.....
役所に連絡して救出依頼をすると良いです。
麻酔銃でなどで遠隔に眠らせて対処し、覚醒させて野に放すのが安全です。
今回のお気の毒な方は角でしたが、後肢で蹴られても場合によっては死ぬほどの致命傷を貰ってしまいますので、雌でも要注意です。
本当に善意の優しい方のご冥福を祈るばかりです。
( ̄(エ) ̄)ノ_彡☆バンバン!
yeskumakumaさん
コメありがとうございます。
そうですね。やはり大人しくなった状態でですね。
罠に限らず、可愛いからつい気を許し、近づいてしまうなんていうことがありますね。本当はかなり獰猛なのに。小さい野生だからといって気を許してしまってはいけないなとあらためて感じました。
もう一回読み直して思ったこと〜
「罠に掛かった動物(天然記念物かどうかは別として、動物全体として)を見かけたら助ける」
↑↑↑
コレは絶対にやってはいけない事です。
もしポスターや雑誌やWebなどでその様な啓発記事を掲載していたとすれば、(もしその記事を読んだ善意の読者が、その記事に啓蒙されて救出に及んで事故に遭遇した場合)その発信者は訴訟を起こされても仕方ないでしょう。
動物に関わる専門家であれば、我を見失った極限状態の動物の危険性は当然熟知している筈ですから。
飼育員に懐いている動物園の動物も鎮静させる時には吹き矢などで距離を確保して麻酔を入れたりします。
懐いてる飼い犬や飼い猫ですら、いざと言う時には飼い主ですらコントロールが利かない状態になります。
ましてや野生動物の場合は言わずもがなです。
とにかく切羽詰まった動物には絶対に近寄らず、行政に救出保護の連絡を入れて、その場から立ち去った方が無難です。
ではでは〜
( ̄(エ) ̄)ノ_彡☆バンバン!
ありがとうございます。
当然ですよね。
でも、自分はもちろん、自然の事象から離れすぎて生活をしてきた人達は思い至らないのでしょうね。考えてみれば当然なことなのですが。何だか悲しいです。
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