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ジャヌーもカンチェンジュンガも美しいこと美しいこと。ジャヌーの北壁を見た時にはその美しさに、思わず登ってみたくなってしまいました。登れる技術も体力も知識もあるわけ無いのに!
カンチェンジュンガの五大宝蔵(カンチェンジュンガ山群-5つの頂)を一度に撮影するために、それもコロナ渦のためにコースを変えて予定に無かった6000mを超える頂きに登る・・・装備は十分ではないのに、これはもう、雪山のクライミング。
そうやって登った山頂からの景色はもう、絶景。
朝陽、夕日に染まる山々の美しいこと。
登らないまでも、行って見てみたいなあ。それでも5000mをこえる奥地。無理なことは分かっているけど。
途中の村で日本山岳会の120周年を記念して5年間かけて全ヒマラヤを歩くという、重広恒夫さんや松田宏也さんたちと出会います。重広さんはチョモランマ北壁からの初登頂、松田さんはミニアコンカ遭難で19日間彷徨って奇跡の生還、両手指、両足をなくしても、その後も義足で登山を続けていたと聞いています。松田さんの奇跡の生還のことは、僕が仕事に就いたばかりの頃でよく覚えています。
話は逸れましたが、とにかく、ヒマラヤの山々の美しいことといったら・・・
比べようもありませんが、僕の忘れ得ぬ風景を思い出しました。
八方池で寒さに震えながら一晩過ごして見た、白馬の山々のモルゲンロート。ほんの2〜3分間のショータイムのために、一晩を費やしましたが、その美しかったこと!これは、遡ること10年以上前、息子とその友達を連れて、釣りに出かけ、車から降りて白馬村の松川の河岸に立った朝に目に飛び込んできた、真っ赤に燃える白馬の山々に魅せられて以来、ずっと見たいと願っていた景色でした。
それから、晩秋(あるいは初冬)の蝶ヶ岳山頂からの朝の風景。富士山や南アルプスのシルエット、登る朝日に輝く一面の雲海。
あげればきりがありません。その他にもこれまでたくさんの素晴らしい景色に包まれました。ヒマラヤは無理だけれど、日本の屋根と呼ばれる山々に登ってあれらの風景に包まれたいと思いながら、今は腰の治療、リハビリに取り組んでいます。
番組を見て、萎えかけた気持ちが、また、少し頭を持ち上げてきました。がんばろうっと・・・
写真1:モルゲンロートの白馬三山〜天狗の頭までの天狗尾根(9月中旬 八方池から)
写真2:朝の富士山と南アルプス(10月下旬 蝶ヶ岳山頂から)
写真3:朝日に染まる雲海(10月下旬 蝶ヶ岳山頂から)
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