登る山は直ぐに帰れる岩木山と決め、病院へ毎日通った。
姉が見舞いに来た時、歌を歌った父。
私は父の歌を聞いた事がなかったので、本当に驚いた。
元気になったと、姉と喜び合ったものだ。
そして、昨日の朝、父の退院許可が出た。
私は一瞬、どうしようかと考えた。
まあー、儀母にはその旨を伝えなければいけないが・・・。
姉とのメールのやり取りで、姉が「仙台に連れて来たい」と言う。
介護施設も嫌だが、姉に任すのも大変な事だ。
眠れない一夜だった。
今朝早く、姉に電話した。
父の事を本気で連れて行きたいのか、聞きたかった。
勿論本気である。そして「父を説得して!」との最後の言葉。
今朝、父と会うのは「説得のため」。
父の耳元で、ゆっくり分かりやすく私は話始めた。
黙って聞く父。表情は笑みを浮かべ明るかった。確実に理解している。
そして、携帯電話で姉とも話をした。
儀母を無視した、私達姉妹の目論見。
儀母は父に施設に行く事を勧めるだろう。
果たして父は儀母に何と答えるのだろうか?
残念ながら、私達が出きるのはここまでが限界。
後は父の気持ち次第である。
介護施設は最後の手段として、お姉さまがそう言うのなら、お任せしてみたらどうでしょう。
お姉さまもよくよく考えての決断だと思います。
それでダメなら、介護施設にお願いすることにして。
姉妹で出来るだけの事をしてあげると、後になって後悔しません。
本当に介護施設は最後の手段です。
私も介護をした事があります。
私のお爺さんは施設のお世話になりましたが、母は私が家で介護しました。
正直言って、大変でした。
経験しないと介護の大変さはわからないです。
いくら孝行しても悔いは残りますよ。
でも、出来るだけやってあげれば、お父様に通じると思います。
頑張って!(^^)
思うにまかせないこと、辛い決断を強いられる事の多い俗世と思います。
どうか、お父様、お姉様、そしてcitrusさん、さらにはお義母様にも幸ありますように。
穏やかな未来が待っていますように心から祈ります。
パーソンセンタードという言葉があります。
その人そのものという深い意味がありますが
今まさにそれかもしれませんね。
つまり、お父様がどうしたいかという判断ですね。
複雑で辛い心境かもしれませんが
この状況下でもお父様を伺って判断してみてはと思います。
シト姉さん、おはよーございます。
お父さんは幸せだと思いますよ
こんなに色々と本気で心配してくれる娘さん達がいるんですから
自分で介護をしようと思っていても、現実はナカナカ難しいと思います
その結果介護施設を選択してしまう結果になる事が多いと思うんですが
お姉様が自分で介護すると言っていて
まわりの人も納得できるなら、任せてみるのもいいかと思います
但し、お姉様に疲れが見えて来た時は、お姉様に意地を張らせない事を条件にして。
私の祖母も介護が必要になった時、娘の一人が仙台方面に連れて行きました
最後は青森に戻り、介護施設に入ったんですが結果的によかったと思います
介護した本人も自分が出来る範囲で頑張ったので納得してました。
但し、お父様が仙台に行くとなると、シト姉さんは今のように頻繁に会えなくなりますので、有る程度の覚悟は必要です
私は、その祖母の仙台往復の運転手をしたんですが、行きと帰りの違いには愕然としました
でも、こんな状態になるまで介護した叔母に対して感謝するしかありませんでしたよ
青森に着いてからも全員がそう思ったらしく、皆自分の兄妹に素直に感謝してましたよ。
と言うと、私が長男の長男みたいに取れるでしょ?
これがまた違うんですよ、私は長男ですがね
色々と複雑でしたよ
2〜3歩引いて見てると楽しかったですがね(笑)
citrusさん
お父様もいろいろ考えてしまうかもしれませんが、お義母様に、施設よりもお姉様のところへ行きたい、と主張できるといいですね。しかし、そうでないと、どうにもならないというのが切ないですね。そうできなくても、お義母様が受け入れなくても、
「施設に入れるなら、こちらで」ということができる方法はないのですかね? 事情もよくわからないのに、勝手なことを言ってすみません。
他に身近な家族・親族がいない私などは、相談できる兄弟がいていいな、などと安易に思ってしまいますが、却って不和・トラブルのもとになるとも聞きますし、citrusさんのような複雑な事情があれば、なおさらですね。こうしたい、というのがあっても、それができないことがあるんですから。
うちの場合、単純で、私が強い意志を持てば、本人以外に反対する人はいないわけで、「後はあなた次第です」なんて言われもします。しかし、介護保険は施設を利用しない人には不利で、デイサービスやショートステイなどの施設利用は家族だけでなく本人のためにもいいのだと、ケアマネも医者も言いますが、本人の嫌がりようと、帰ってきたときの様子を見ると、とても本人にとっていいとは思えないのです。
皆様も色々なご苦労をお持ちであるにもかかわらず、この様な私の日記を沢山の方に見ていただいた事は本当に嬉しく思っています。
そして、返事を下さった方々におかれましては心から感謝申しあげます。
今の父は認知症の症状もなく健常者の様です。
この今、姉と私での画策は父の判断で決まりました。
父は自ら施設に戻るとこを決めたのです。
夕べは意気消沈する姉を電話でなだめておりました。
たま、眠れぬ一夜でしたけれども、今朝父の病院へ行きましても「また来るからね」が精一杯の言葉でした。
施設に戻ると、私や姉をまた認知できなくなると思いますが、全てを忘れてしまい赤ちゃんに戻っていく父を看て行くと心に強く思っています。 citrus
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する