竜とそばかすの姫は超絶残念映画だった

2021年07月17日 07:58娘を山好きにしよう全体に公開

昨日は娘と夜の映画デート。竜とそばかすの姫の初日に行ってきた。

正直、「あるぇ～、まじでぇ～」って感じだった。
娘は２回目だったのだが、同じ意見だった。映画は観たあとに語り合えるのが楽しい。
でも、一見の価値はある、と思う。思いたい。

以下、ネタパレあり、注意。

まず、監督は観てる人に何を伝えたかったのか分からない。少なくとも伝わって来づらい。
ワタシは、現実でもネットでも、助けたいと話しているだけでは何も始まらない、ということを、母の行動と主人公の行動に重ね合わせている、と思った。
しかし、だとするならば、ストーリーの中でその点を掘り下げずに、演出・エピソードのひとつ位にしか扱ってない。
忍の自信には根拠を持ち得ないはず。時系列的におかしい。
ディズニー推しかよ(笑)。
なぜひろちゃんは自宅を追い出されるの？
サックスのクラスメート、性格と絡みが唐突過ぎる。
全体的に、ストーリーと設定と演出と伏線がちぐはぐで、説明しなければ伝わらない部分も演出に頼ってしまっていた。
また、不必要なシーンがすごくたくさんあった。
ストーリーにからむキャラがモブだったとか、数え上げたらきりがない。

そして、最大の違和感がエンドロール。
あのテレビ局のスポンサーの大群はなんなのだ？
物語のあちこちで「ネットはダメな世界だ」みたいな物語に不必要なシーンがたくさん出てくるが、それらを含めて、映画をいじり倒されて、結果映画を殺してしまったのでは？とか思ってしまう。
見終わったあと、２時間以上娘と語り合った結果、竜とそばかすの姫は残念映画に決定した。
期待が大きかっただけに本当に残念である。
次回作に期待である。

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