呪いの言葉が好きなんです

夕方から寝る寸前まで見てるTVを見て
「そんなことするなんて信じられないほどバカだ」
職場の同僚を評して
「あの人たちバカだから仕事の段取りがまるでなっちゃいない」
電車の中で見た人を
「太ってるのにピンクのブラウス着てるなんて気が知れない」
イヌの散歩を見て
「暑いのにイヌを連れまわすなんてバカだ」
などなど、およそ目に映る全ての事柄に対して、こんな調子で家にいる間じゅう言ってます。
休日なんてTVが朝から晩までつけっぱなしで一日中このように吐き続けてます。

口から出るのは否定の言葉ばかり。
ここまでくると見たものに対する感想というよりもはや呪いのレベルです。
聞いていることも苦痛です。
しかし、ワタシはそのことを指摘したり嗜めたりしません。
なぜなら、そんなことしたら呪いの対象がワタシになるからです。
なので、ヘッドフォンとPCは必需品です。
だから休日は一日たりとも在宅しないのです。静かで平和なひと時を過ごすために。