寒い日のランニングがオススメ

１０月に入り、本格的に朝晩に冷え込むようになってきました。冬が近付いています。健康状態や走る道のコンディションに問題がなければ、寒いの日のランニングはおすすめ。いやしと爽快感を同時にくれます。 もちろん、衣類で調節し、中核体温を正常の範囲内にキープして、低体温を防ぐのが基本。適切な衣類を着て、オータムランの恩恵を思う存分享受。 頭がスッキリして心が穏やかになるという心理的なメリットはもちろん、身体的なメリットも。
1 憂さ晴らしになる
寒くなると交感神経系が活発化し、凍えないように“戦うか逃げるか反応”（ストレス反応）を発動。 その結果、皮膚や手足の血液が体の中心に。これは中核体温をキープして主要な臓器を守るため。走るなりして熱を産生しないと、寒さで体が震えだす。 でも、生命を脅かさない程度の寒さを何度も経験するうちに、このストレス反応は“寒冷順化”というプロセスによって弱くなる（体が寒さに慣れる）。 そして時間と共に血中のストレスホルモンの量が減り、皮膚の近くを流れる血液の量が増えてきて、それほど寒く感じなくなる。定期的に走っていれば、体が寒さに慣れるまでの時間も短くなる。
2 季節性情緒障害が軽快
寒くなると、気分の落ち込みを訴える人が増える。この季節性情緒障害の主な要因は、日光を浴びる時間が減ることによる概日リズム（体内時計）の乱れ。 日差しを浴びれば、免疫系の健康に欠かせないビタミンD（セロトニンなど、気分を調節する神経伝達物質の主な構成要素）の分泌も加速。 外で体を動かせば、恐れや不安も減る。クロスカントリー選手の不安神経症発症率は、スキーをしない人の約半分という。 パンデミックで人々のメンタルヘルスが弱っているいま、アウトドア・エクササイズはとくに重要。
3 代謝が良くなる
体が震えればエネルギーの消費量が増えるけれど、走っている間は体が震えるほど中核体温が下がらない。 でも、内分泌学・代謝学専門誌の論文によれば、体温が少し下がるだけでも非震え熱産生という現象が起こり、褐色細胞という組織が活性化して代謝がよくなる。冷たい空気と運動のワンツーパンチで代謝機能の健康を維持。

コメント

hiroko_3845

masatagu-tokyoさん、こんにちは！

いつも、レコに日記に。色々為になる投稿ありがとうございます。

日差しを浴びれば、免疫系の健康に欠かせないビタミンD（セロトニンなど、気分を調整する神経伝達物質の主な構成要素）の分泌も加速。

そうですよね。外でのランニング良いですよね(^^)/

私は、最初の頃は、スポーツクラブのトレッドミルで走っていましたが。私、骨粗しょう症になりそうになった為。お医者さんに教えてもらい。私もそのような理由で、なるべく走るんだったら。室内のトレッドミルよりも外で走るように心がけております。

私は、骨密度を下げない為に、外で走っていますが。骨密度を上げる為に、牛乳とか骨に良い物飲んだり、食べたりしてますけど。外で走る他に、食事は勿論。カルシウムの吸収を助けるサプリメントも飲んだりして。やっと骨密度が普通になりました。


masatagu-tokyoさんの投稿。ノートにメモさせて頂きました。

勉強になりました。

まさたくと

hiroko_3845さん いつもありがとうございます。
　骨密度を高めるには、やはり栄養と運動ですよね。
　骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があるとか。 散歩、階段の上り下りなどの日常生活動作のほか、ランニングのような骨に刺激を与える運動は、骨密度を高めるのに適しているようですね。
　あとは、栄養ですね。イメージとしては、カルシウムがすぐに浮かびますが、実際にはビタミンD（魚やキノコ、小松菜など）やビタミンK（納豆、ホウレン草など）の摂取も骨の生成には重要。
　さらに、骨の細胞に働きかけてカルシウムが骨に定着しやすくしたり、カルシウムが過剰に溶け出すのを防ぐ働きを持つ、牛乳に微量に含まれている「MBP(エムビーピー)」と呼ばれる機能性たんぱく質も需要なのだそうです。私は、MBPを含んだ乳製品を毎日摂っています。