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健康状態や走る道のコンディションに問題がなければ、寒いの日のランニングはおすすめ。冬のランニングは、いやしと爽快感を同時にくれます。 もちろん、衣類で調節し、中核体温を正常の範囲内にキープして、低体温を防ぐのが基本。適切な衣類を着て、ウィンターランの恩恵を思う存分享受。 頭がスッキリして心が穏やかになるという心理的なメリットはもちろん、身体的なメリットも。
【 憂さ晴らしになる】
冬が来ると交感神経系が活発化し、凍えないように“戦うか逃げるか反応”(ストレス反応)を発動。 その結果、皮膚や手足の血液が体の中心に。これは中核体温をキープして主要な臓器を守るため。走るなりして熱を産生しないと、寒さで体が震えだす。 でも、生命を脅かさない程度の寒さを何度も経験するうちに、このストレス反応は“寒冷順化”のプロセスによって弱くなる(体が寒さに慣れる)。 そして時間と共に血中のストレスホルモンの量が減り、皮膚の近くを流れる血液の量が増えてきて、それほど寒く感じなくなる。定期的に走っていれば、体が寒さに慣れるまでの時間も短くなる。
【季節性情緒障害が軽快】
冬になると、気分の落ち込みを訴える人が増える。この季節性情緒障害の主な要因は、日光を浴びる時間が減ることによる概日リズム(体内時計)の乱れ。 日差しを浴びれば、免疫系の健康に欠かせないビタミンD(セロトニンなど、気分を調節する神経伝達物質の主な構成要素)の分泌も加速。 外で体を動かせば、恐れや不安も減る。クロスカントリー選手の不安神経症発症率は、スキーをしない人の約半分という。 パンデミックで人々のメンタルヘルスが弱っているいま、アウトドア・エクササイズはとくに重要。
【代謝が良くなる】
体が震えればエネルギーの消費量が増えるけれど、走っている間は体が震えるほど中核体温が下がらない。 でも、内分泌学・代謝学専門誌の論文によれば、体温が少し下がるだけでも非震え熱産生という現象が起こり、褐色細胞という組織が活性化して代謝がよくなる。冷たい空気と運動のワンツーパンチで代謝機能の健康を維持。
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