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しつこいですが、今度は「ドキュメント滑落遭難」羽根田治著 読みました。
私は滑落しそうな危ない山には登れないのであまりピンときませんでしたが、初心者コースでも確かに、「ここで転んだらヤバいな」と思う箇所はあります。
友達に引っ張られて頑張った硫黄岳〜横岳〜赤岳の縦走時も、確か同じ日に、滑落死亡事故があったと後で知りました。
去年登った川苔山も、低山ながら滑落事故が多い所です。
(滑落はなかったけど(あったら大変!)上から誰かのペットボトルが落ちて来て、登山道の脇の平らな岩に「ドン!」とすごい音を立てて落ちました。頭に直撃したらどうなっていたか…。)
私は開聞岳に登った時、大きな岩に乗ったところでよろけてしまい、変な方向に手をついて、右手の親指を捻挫してしまったことがあります。その後、カメラのシャッターを押したり、上着のファスナーを閉めるといったちょっとしたことでもやりにくくて、つくづく足の捻挫じゃなくて良かったと思いました。
お友達のMさんは毎回転んでしまうのですが(;^^A、去年、雲取山から三条ノ湯方面に雨の中の下山となった時、大きな石が埋まっている所で、滑って倒れて横に一回転し、一瞬止まって放心したMさんと目が合うも、さらに一回転して止まりました。ケガがなくて良かったですが、本当に焦りました。同行者がケガしたら、一体どうすればいいんだろう…?
滑落は道迷いから始まって、その焦りから足下の注意を怠ってしまうことが多いようです。また、よく言われることですが、本当の危険箇所では事故が少なく、緊張感がほどける前後の道、なんでもない道や下山時などで事故が多い。私も、「今日は順調だな♪」なんて思った矢先にズズッ!と軽く滑ったりします。
思えば最初の頃は、山に登ると、崖から落ちる夢をよく見ました。
ここ数年は見なくなったので、高さに慣れたということでしょうか。
遭難しても生きて帰れればいいというものではない。もし、2度と山登り出来なくなったらどうしよう?大して登れる人間じゃないけど、本当に怖いです。
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